熱中症とお薬の関係 | 生活に必ず役立つ薬と健康の話

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こんにちは。なかそねです。

九州地方が梅雨入りしましたね~。雨

東日本では30℃を超える猛暑が続いて、熱中症の患者さんも増えているようです。

この時期、体がまだ暑さに慣れていませんから、体温の調節が上手くいかず、熱中症になりやすくて注意が必要なんですね。

熱中症とは、高温多湿な環境な中で起こる健康被害の総称。

以前は、『熱射病』などと呼ばれることもありましたが、これも熱中症の症状の一つです。


熱中症では、汗をかきすぎて脱水症状や頭痛や吐き気(嘔吐)があったり、意識を失って失神したり、けいれんを起こすこともあります。


運動をしたり、暑い環境に長時間いると体温が上がりますね。

屋外だけでなく、熱中症は室内でも起こります。


●電解質ドリンクなどで水分をしっかり補給する。

●高温多湿な環境で長時間過ごさない。(エアコンなどを利用する)


など、熱中症は『予防』することが大事!


体温が上がると汗をかいて体温を下げるというのは、人間の体に備わった仕組みなんですが、実は、お薬の中には、発汗を抑制してしまうものもあります。


(たとえば、市販薬では、胃の痛みを鎮める鎮痛鎮痙薬や、乗り物酔いのお薬、鼻炎薬などです)

汗が出ないと体温が下がらないので、体温が上がりすぎてしまうこともあります。

お薬を服用している方は、特に熱中症にお気を付けくださいねビックリマーク