ファスティングの本当の意味 | 生活に必ず役立つ薬と健康の話

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こんにちは。なかそねです。

先日、テレビを見ていたら、ある番組の中でAKB48の誰かが(名前を知らないのでスミマセン・汗)「最近、メンバーの中で断食ダイエットが流行っているんです」と話しているのを観ました。

そしたら、一緒に出演している女医さんタレントが「断食は体に良くないのでやめてください」と、お話をしてたんですが、

痩せるために断食している事にも、医師が「断食はNO!」と断言していることにも、少々違和感を感じ、ちょっと複雑な気持ちになりました。


断食は『ファスティング』とも呼ばれていて、最近は少しメジャーになってきましたが、まだまだ本当の意味が浸透していないなと感じます。

本来、ファスティングとは夜から朝にかけて何も食べずに胃腸を休めること。

その間に、体に溜まった老廃物や毒素が回収・排泄され、傷ついた細胞が修復されることで、体は元気を取り戻すんです。

朝食を英語で(breakfast)と表現するのは、文字通り「断食を破る」という意味で、夜7時以降は食事を摂らずに胃を空っぽにするのがファスティングなのです。


しかし、現代人は夜遅くに食事をしたり、暴飲暴食、飲酒などで、毎日胃腸をこき使っているため、体が回復することが出来ずにいる人たちがとても多く、

それが原因で体調を崩している方も多いんです。

それに、毎晩7時以降は何も食べない・・というのは、なかなか難しい事もありますしね。


数日間何も食べなければ、確かに体重は落ちますが、同時に筋肉も落ちますし、自己流の断食はとても危険です。

私自身、8年ほど前から定期的にファスティングをしていますが、その目的は「自律神経の乱れを整える」こと。

酵素ドリンクとお水を飲みながら3日間行うんですが、五感が研ぎ澄まされるような感覚や体の軽さ、睡眠の質が良くなる等の効果を毎回実感します。

自律神経を整えることが、健康の基本ですから、「最近疲れがとれないな・・」と感じたら、ファスティングを試してみても良いかもしれません。

3日間のファスティングはちょっと・・という人は、1日だけやったり、週末(2日間)やってみたり、その時の自分のペースに応じてやってみると良いと思います。

ただし、ファスティングが不向きな人もいらっしゃいますし、ある程度専門的な知識が必要ですので、自己流ではなく専門家の指導の下で行うようにしましょうね。