『更年期障害』と診断されてもガッカリしなくていい | 生活に必ず役立つ薬と健康の話

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こんにちは。なかそねです。

今日は、更年期障害のお話・・。

更年期とは、45~55歳くらいまでの閉経前後の期間をいい、その間に現れる不定愁訴(自律神経失調症など)を更年期症状といいます。

そして、その更年期症状が、生活に支障をきたすほど重い場合を、更年期障害と呼びます。

実は、私も45~55歳のちょうどど真ん中にいますが、今のところ更年期症状の自覚はありません(強がりではありません・笑)

男性にも更年期はありますが、男性の更年期症状については、また別の機会に書くとして・・・、今日は女性の更年期について書いてみます。

女性には「閉経」という大きな節目があります。

閉経という事実を突きつけられるので、更年期であることを嫌でも自覚することになりますね。

更年期障害という言葉のイメージが、少し暗いイメージですし、何だか気が重くなりがちです。

病院で「更年期障害です」なんて診断されたら嫌だなぁ・・と思ってる人もいるかもしれませんが、

私は、つい最近、更年期症状でラッキー!と思った出来事がありました。


少し前、起床時のひどい頭痛が2ヶ月ほど続き、「何か重い病気かも・・」と心配になって脳神経外科で検査を受けたんですが、いろんな検査をしても脳には異常はなく・・。

主治医からの説明では、「脳や首の骨などにも何も異常は見られませんので、頭痛は更年期の症状だと思いますよ~」とのことでした。

重い病気かも・・と心配していたので、「更年期の症状」と言われて、すごくホッとした(笑)

処方してもらった頭痛の予防薬を定期的に飲むことで、頭痛はまったく起きなくなりました。

そのあと、今度は口内炎や湿疹がいっぱい出来るようになり、病院へ行ったら・・、

血液検査等でも異常はなく、ここでもまた「更年期ですからね~。抵抗力や代謝が落ちているんでしょうね~」と言われ、漢方薬やビタミン剤を処方してもらいました。

(漢方薬で症状はかなり改善しました)

糖尿病や甲状腺疾患、腎臓疾患、高血圧、高コレステロール、動脈硬化、癌・・、この歳になると様々な病気が増えてきます。

たとえば、更年期障害だと思っていた頭痛が、実は脳腫瘍の症状だったというケースもあるわけです。

だから、「更年期障の症状」と診断されたということは、他に病気はありません。健康ですよ。大丈夫ですよ。という風に前向きに捉えることができますね。

更年期は誰にでも必ず訪れるわけですから、ちょっと視点を変えれば、何も思い悩む必要はないんです。

もちろん、日常生活に支障をきたすほどの重い症状の場合は、ご本人も家族の方も大変ですから、きちんと受診して治療を受けるということも大事です。

私の場合は、軽い運動やファスティング、アロマや温灸、ハーブといった代替医療もフル活用して、なるべく薬に頼らないようにしていますが、

薬を適正に利用することも、時には大切。

そして、更年期になる前から、自分の体を見つめ、しっかりケアすることが、すごーく大事です。

仕事と子育ての両立、母として妻として嫁として毎日一生懸命な30代・40代の女性のみなさん、自分の健康を後回しにしないで、ちゃんとケアしてくださいね~!