をいただいたあなたへ
高校2年の息子は通信制高校のネットコースです。最近、わりと積極的に授業を受けているようです。
私との関係もけっこういい感じ。
よくしゃべる、本来の姿になってきました。
そんなある日、
「もう、着ない」
ほとんど着てない服を捨てると言います。
彼にとっては、たくさんある服は管理できないからストレスになるようです。
買ってきた私にとっては、
股関節痛でしんどい中、買いに行ったのに。
痩せている体型に合うか、気に入るかどうか
時間をかけて選んだのに。
高校生にもなって親に服を買ってきてもらっているのに。
もったいない
服を整理して本人が決めたなら、そうすればいいだけの事です。リサイクル店に売りに行くこともできます。
なのに、いろんなネガティブ感情が次々とわいてとまりません。
その時、気がつきました。
私の心の奥底に、息子に対するたくさんのネガティブ感情があることを。
不登校になった頃の苦しさ。
怒りをぶつけた後の罪悪感。
何とかつらい状況の息子を受け入れられるようになり、中学卒業。そして、高校入学。
不登校から解放されたと、思ったのもつかの間、通学コースに行けなくなって、再びの絶望感。
その後、本人の希望でネットコースに変更。
それなのに2ヵ月でネットコースはおもしろくない、やっぱり通信コースにしたいと言い出した！
頭にくるし、がっかりだし、もう勘弁して
息子のおかげで
いろんなネガティブ感情を体感していると、
そのうち、ネガティブな感情に巻き込まれて、
つらい気持ちになるのはいやだと、
その感情にフタをするようになりました。
無意識にその感情を心の奧に押し込めていたみたいです。
押し込めていたから、そんな感情がまだあったなんて気づかなかった。
「もう着ない」事件でようやく、
無視してた感情を受け入れることができました。
ポジティブ感情と同じくネガティブ感情も大事な自分の一部。
感情と仲良くする方法については、次回また。
