バウリンガルはどこへ行った? | 人生送りバンド主義!

バウリンガルはどこへ行った?

実家にいたころから、我が家の朝は「めざましテレビ」である。


いつから見始めたのかは分からないが、物心ついた頃には習慣になっていて、朝のテレビ番組の「めざましテレビ→とくダネ!」という流れはもはや不動のポジション。


成人を直前に控えた現在も、「今日の占いカウントダウン」のふたご座の順位に一喜一憂してから家を出るという朝のルーティンワークは変わらないし、クオリティがコンスタントに高いことで定評のあるお天気コーナー出身のアナウンサーを他番組で見かけるたび、そのアナがめざましテレビ時代の自分の私生活を思い出しては「あんなこともあったっけなぁ」などとノスタルジックな気持ちになるくらいである。


このように私の朝を語る上で(語ることなんてほぼないけれど…)切っても切れない関係にあるめざましテレビなのだが、1つだけ昔から好かないコーナーがあった。



そう「きょうのわんこ」である。


これは一匹の飼い犬をクローズアップし、その犬の性格や特徴、癖を紹介するコーナーであるのだが、

なぜ嫌いなのか…



とにかく胡散臭いからである。



1度見たことのある人なら分かると思うが、あのコーナーで最も多いパターンは「毎朝そのわんこに挨拶していく小学生たち」の映像だ。

確かに微笑ましい光景なのだが、ホントに毎朝その家の前で止まり、名前をみんなで呼び、出てきた犬をなでてやり…といようなことをしているのだろうか?まずないだろう。第一収録の日に、収録をしているほんの些細な時間帯にタイムリーに小学生の集団が現れて、みんなでそろって犬の名前をよぶなんていう都合のいいことはそうそうおこらないのでは?

自然に考えれば飼い主が事前に「○月○日にめざましテレビがくるから、みんなうちの犬とうつってみない」と言っているか、もしくは収録のクルーがそれこそ通りがかりの小学生を捕まえて出演交渉しているというのが妥当である。

それをあたかも日常1コマのように放送するのは「ヤラセ」であろう。


また、もう一つ多いのはコーナーの結びにナレーターが


「○○に幸せを感じる太郎(犬名)なのでした~」とか

「寂しさもへっちゃらになるポチ(犬名)でした~」といったように

あたかも犬の気持ちを代弁するかのようなコメントを残すことである。


めざましテレビには犬語(仮に言語ならね?)を解釈できるスタッフがいるのだろうか?

もしくはかつて、一大センセーションを起こした「バウリンガル」で犬の感情を読み取っているのだろうか?


第一、本来は野生のものである動物を人間世界で飼ってる時点で彼らが幸せかどうかなんてわからないはずである。




どんな些細な窃盗も罪であるように、このような小さなやらせも罪になるのではと考える私なのでした…(わんこ風)



フジテレビ系「めざましテレビ」(月~金)05:55~08:00  07:54分頃 きょうのわんこ

今回参照した回 5月19日放送 犬名:マル  5月26日放送 犬名:ニコ