一歳で急性脳症になり、

一時は生死を彷徨い、

意識を取り戻したものの、目は合わず歩くどころか首もすわらず、

付随運動てやつで毎日毎晩ずっとバタバタしたり、

血が出るまで唇をかみかみしたり…



そんなこんなも、遠い思い出となりつつある、

今日この頃の5年生になったあーちゃん。


私とおねーちゃんにべったりなこともあり、

おねーちゃんとも相談して、最近始めたことがあります。


それが、おねーちゃんの下校時に合わせて、ちょうど一本道になる辺りを狙い、あーちゃんを1人でお迎えに行かせてみるということ!


おねーちゃん大好きなあーちゃんなので、

お迎えに行く?と言うと初日から超ノリノリでした。


とは言え、信号が一つあり、信号がない交差点も一つあります。

私も先生方もまだ不安が残る信号。

そして更に信号のない交差点。


初日は私がその手前までついて行きましたが、

私がいることも知らず、なんなく青信号になり渡って、その後はおねーちゃんめがけてダッシュ💨🏃‍➡️


そんな日が数日続いた今日。


そろそろお迎えいいかもよー、というと、

いってきまーす、と買ったばかりの麦わら帽子を被ってリビングから玄関、外へとお迎えに向かいました。


ところが15分ほどして帰ってきたのは、おねーちゃん1人。


あーちゃんの出発が早かったのか、はたまたおねーちゃんの下校がずれたのかわかりませんが、予定してる一本道で合うことができず、唯一別ルートがある箇所を、見事にすれ違ってしまったよう。


2人ともあわてて、

私は車、おねーちゃんは自転車で、あーちゃんが行くであろう道を探しますが全く見当たりません。


私はすごくドキドキしていましたが、

おねーちゃんはそのまま下校したばかりの学校の中へ。


その最中私の元に、養護の先生からの着信が。


私は気付いておらず、留守電を聞くと…

『あーちゃんが、おねーちゃんと会わなかったと言って、保健室まで来てるので、おねーちゃんがちゃんと帰ってるか心配なので折り返しお電話おねがいします〜』


なんと、姉を探して、徒歩15分ほどの中学校まで、しかも靴を脱いで保健室まで行っていた!!


なぜ保健室かというと、中1、中2のときは、保健室登校が多く、よくあーちゃんと2人で保健室までお迎えに行っていたからなんです。


しかも、おねーちゃんとすれ違った箇所は、

おねーちゃんは徒歩だと近い道、あーちゃんは、いつも私とお迎えに行く車での道、その箇所だったみたいなんですね…。


そして更に、先生たちが驚いていたのが、

保健室で待っていたあーちゃんが突然、

「あ、おねーちゃんきた!」と言って、

いやいや、おねーちゃんいないよー💦

と言っていた途端、あーちゃんを探しに行ったおねーちゃんが来たとか。


おねーちゃんも、いないって聞いた時点であーちゃん、学校だわ…てなんかイメージでわかった、とか言ってました笑笑


とにもかくにも、私たちに甘えてるだけで、

(甘やかしていたともいうのかもしれませんが)

1人で中学校までいけるんだ…

と周りが驚いた出来事でした。