【神道つれづれ 134】
※R7.3発行 「社報」279号より
6年前に出版された幻冬舎ルネッサンス新書「『古事記』とスピリチュアリズム』」田中善積著。
久しぶりに本棚から取り出してみると、数か所 線引きしたページを発見。
それは、私が30代。 子育てに専念していた頃に見た夢の中の話と類似していたため、とても不思議で気になり、書き込んだものでした。
その本の中には、
「人間を多元的に捉えた見方をしていた思想家の一人に、シュタイナー教育で有名な ルドルフ・シュタイナー(1861~1925)がいる。シュタイナー教育は、今で言うところの スピリチュアル教育であろう。
彼は言う「人間は常に体と魂と霊の存在として生きている」
「人間は こうして『三つの世界』(物質界・魂界・霊界)に関与する。
人間は肉体,エーテル体,魂体を通して 物質界に根を下ろし、 霊我・生命霊、霊人を通して 霊界で花開く」と。・・
私の夢の中では、三つの世界が、肉体を司るもの・霊を司るもの(過去~未来への因縁のようなもの) ・霊体(自分が自分である意志を形成するもの)のように 受け取った記憶がありました。
表現は、微妙に違っているかもしれませんが、三つの世界から成り立っている事、それらが備わって 人として この世に存在していることに、気づかされたように思います。
当時は、それが、どういう意味なのか、漠然としていましたが、自ら人生をあきらめてはいけない。どんな状況でも、今、自分にできることを 一生懸命 頑張ろうと思ったものです。
本の続きは、「ただ、そのような感覚を誰もが持ちにくいし、信じられないという人も 当然いるだろう。
シュタイナーは 人間の持っている批判力が、科学 産業 文明を獲得してきたが、それに比例して霊的な力が衰えてしまったと言う。・・
しかし、「どんな人間の中にも感覚的世界を超えて、より高次の所世界にまで認識を広げることができる能力が微睡んでいるので、修行により それを引き出すことが出来る」と言う。
この本の6章には、21世紀に日本がはばたくために、スピリチュアリズムが指し示す未来として、〔スピリチァル教育・英才教育・志教育・地域教育・環境教育〕の推進・二十一世紀の教育について書かれていました。
誰でも、少しでも 暮らしやすい社会になればいいですね。