《森はともだち》 第56回 H24,12 発行 「社報」 132号より
【思い出を形に ドールハウス】
母の体調が悪くなって、薬店のシヤッターが閉まり気味になりました。
長い間頑張ってきたから、閉店する寂しさは一入です。
そんな母の為に、作り始めたのが、ドールハウスでした。
第一作目は、「昭和の薬屋さん」
細かい手作業で なかなか大変でしたが、作ってみるととても温かい気持ちになれました。
小さな商品を作り、棚に並べていると、昔の事をいろいろと思い出します。
慣れない作業だったので、出来はそれほどではありませんが、そこは昭和時代。
レトロ感を出せば、少しくらい歪んでも、情緒があります。
また、頑張った母へのプレゼントにも最高だと。
作りながら、色々なことを考えました。
そのうち、母の為に何もできない自分のもどかしさを 忘れるほど夢中になりました。
次の作品へチャレンジ。そして、またチャレンジ。
森林インストラクターだから、庭木は自分流にアレンジとか。・・・
自分のスキルアップにもつながっていきました。
いつか、私の作品を見て、作り方を教えてほしいと思う人が集まったら、
工房(ワークショップ)「もりのおみせ」を始めたいと思います。
店舗を母の部屋にリフォームし、そのスペースに、作品の展示コーナーを設けました。
出来れば、年老いた母との会話も兼ね、ご覧いただければ有難いです。
本年もありがとうございました。 よいお年をお迎えください。