《森はともだち》 第52回 H24,8 発行「社報」 128号より
【もりのおみせに向けて】
自然の大切さや不思議さに魅せられた 自然系の仲間との出会いが増えてきました。
始めは、趣味の段階から学習を始めたアマチュア自然観察会も、
年を重ねるごとに、専門的な知識がついてきて、人に伝えていけたら・・と願うようになりました。
これは、自然系の仲間に共通しているようです。
自然学者ではないので、代金を頂いてまでやるのはどうかと・・・複雑な心境の様です。
ただ、自然の面白さや不思議さを伝えるのは、そんなに簡単ではありません。
特徴を述べたり、その説明をするのは、専門学者には かないません。
アマチュアだからこそ、専門家とは違う視点で
自然の面白さ・不思議さ・大切さを伝える方法は必要です。
そのためには、どうやって伝えるかを研究していくのです。
場合によっては、わかりやすく伝えるためのアイテム作りが必要になります。
アイテム作りにはそれなりの費用も発生します。
これも初めのうちは、無償のボランティアでも楽しいのですが、
年を追うごとに、だんだん燃え尽きてしまうものです。
変ですね。
知名度の高い人は、たとえ、そこが初めての場所でも、アイテムを使わずに解説するだけで、
高い交通費や謝金、宿泊費用までみてもらえます。
その一人分の経費で、地元の自然をよく知るアマチュアで
努力している人の交通費や謝礼が、何人分出せるでしょうか。
最近、そんなことを考えたりしています。
地産地消。 食物などでは当たり前になってきましたが、
人材も、普段から努力している人が評価される時代になっていかなければ、地方は豊かにはなりません。
人集めにてっとり早く有名人をという風習を、何とか変えていかなければ
一過性の人集めは、未来に続かないと思うのです。
ただ、招く有名人が、こよなくその土地を愛し、そこにいる人たちの応援に駆けつけてくれるのであれば、
素晴らしいことです。
最近、私は行政の審議会委員等を務めている関係で、時々行政の可笑しな体質が気になります。
地域のアマチュアの努力家を発掘するのは、かなり難しいことかもしれません。
参加者の人数で、そのイベント等の評価が推し量られることも大きなプレッシャーになることもあります。
行政の縛りを考えると、無理を通せないのが現状です。
だからこそ、アマチュアでも努力を惜しまない人に、スポットライトを当てる事業をしてみたい。
また、アマチュア同士の交流を図ることで、誰でもわかりやすく、楽しく自然を学べる手法も提供し、
後輩を育てる努力もしていけたらと思っています。
自然が元気でなくては、人は生きていけないから。
生意気ですが、自然と人との持続可能な社会を目指して、起業の勉強を始めています。
応援、よろしくお願いいたします。