もうすぐタバスキ(犠牲祭) | Jam Tun!  Jam Tun!

Jam Tun!  Jam Tun!

Jam Tun! (ジャム タン)とは、プル族の言葉で「平和だけ」ってこと。
あらゆる挨拶をされてもこの「Jam Tun!」って答えればオッケー!
セネガルの大地で青年海外協力隊員として、どっぷりプル族と向き合いながら生きた日々の記録。

イスラム最大のお祭り、タバスキ(犠牲祭)を週末に控え、だんだん盛り上がってきた。

俺にとって、初めてのタバスキ。


タバスキでは、各家で羊をさばいて、家族で分け合って食べる。放牧を主に営むプル族にとっては、大切に育てた羊を売りに出す年に1度の稼ぎ時。週に1度のルーモ(大型移動市場)は、大量の羊を売り買いする人でおおにぎわい。

Jam Tun!  Jam Tun!

セネガル人はお祭りごとが大好き。もうこれは、日本人だと理解できない文化の違い。生活必需品をけちりまくって、お祭りでの洋服や髪のおしゃれに贅沢する。正直、こんな貧乏そうな村人が「こんなにお金持ってたんやー」と驚かされる。洋服仕立屋はめちゃくちゃ忙しそうだし、女の子はきれいに髪の毛を編んでる子が目立ち始めた。マルシェは、売るものもお客さんもいつもの3倍くらいに膨れ上がってる。

Jam Tun!  Jam Tun!

活動でいろんなこと計画しても「タバスキが終わったら。。。」とみんな言う。もうタバスキが楽しみで仕方がないみたい。セネガル全体で、どっぷりタバスキムードの今週末。どんなことになるのやら。。。