トウモロコシ収穫の季節 | Jam Tun!  Jam Tun!

Jam Tun!  Jam Tun!

Jam Tun! (ジャム タン)とは、プル族の言葉で「平和だけ」ってこと。
あらゆる挨拶をされてもこの「Jam Tun!」って答えればオッケー!
セネガルの大地で青年海外協力隊員として、どっぷりプル族と向き合いながら生きた日々の記録。

雨季も終わりになり、村人は雨季に育てた穀物類の収穫に大忙し。

雨季の間、せっせと働き、3メートルくらいに育ったそれらの収穫のお手伝い。

「トウモロコシ」や「ヒエ」や日本に存在しない穀物を収穫する。

俺が、でっかい刀を持って見よう見まねで収穫してみると村人は大喜び。

Jam Tun!  Jam Tun!

それらの穀物類は、全てこれから1年間の村人全員の主食になる。日本で言う米の代わり。セネガル人は米は大好きだけど、雨の少ない水の少ないセネガルでは、米作りはほとんどできない。だから輸入米を買って食べるのは町の人だけで、村人は自分達で育てた穀物を主食にしている。

この時期だけは、大人も子供も男性も女性も関係なくみんなせっせとよく働く。

Jam Tun!  Jam Tun!

それとは別に収穫したトウモロコシをその場で炭焼きにして、ぼりぼりかじってる。

この季節だけのおやつに子供たちは大喜び。

この穀物で作った村人の料理がなかなかにおいしい。村人の食事についてはまた別の機会に。