感じ方の変化 | Jam Tun!  Jam Tun!

Jam Tun!  Jam Tun!

Jam Tun! (ジャム タン)とは、プル族の言葉で「平和だけ」ってこと。
あらゆる挨拶をされてもこの「Jam Tun!」って答えればオッケー!
セネガルの大地で青年海外協力隊員として、どっぷりプル族と向き合いながら生きた日々の記録。

約300人が暮らすクサナール近くのG村で毎日見られる光景。
Jam Tun!  Jam Tun!
約7か月前のクサナールに来て間もない頃にG村のこの光景を見た時に感じたこと。

「水汲みして大変だなぁ。こんなに小さな子ども達が水汲みして。。。水道が出るって普通じゃないんだなぁ。」恐らく日本で暮らす人ならこの光景を見て、これに近い感想を持つだろう。


久しぶりにこの村に行ってこの光景を見て、写真に撮った。

前に来てから約7カ月経った今、この光景を見て感じたこと。

「外部からの援助によってポンプが設置してあって、この村はめちゃくちゃ恵まれてるなあ。子供でも水汲みできるし。ほかの村でもこの光景を見れるようになればいいのになぁ」こう感じます。実際20以上の村を見て、滑車を使って、女性陣が汗だくになりながら生活のための水汲みする光景を何度も見ているので、例え手動であってもポンプを使って水汲みできるこの村はかなり恵まれてる。

実際にこの村は、約4年前に外部からの援助によりこのポンプが設置され、女性や子供の水汲み労働の負担が大幅に軽減し、さらに野菜栽培にも水を使えて多くの収益を上げることができているモデルとなっている村。


先進国の感覚だと、この写真は発展の遅れている村の光景。でもクサナール周辺の村々と比べると凄く進んだモデルのような村。いろんな村を見ながら自分の村を見る価値観も変化してきているなあと感じた。