お腹の中の虫たち | Jam Tun!  Jam Tun!

Jam Tun!  Jam Tun!

Jam Tun! (ジャム タン)とは、プル族の言葉で「平和だけ」ってこと。
あらゆる挨拶をされてもこの「Jam Tun!」って答えればオッケー!
セネガルの大地で青年海外協力隊員として、どっぷりプル族と向き合いながら生きた日々の記録。

笑えない話。

健康診断や、病気後の検査で、セネガル来て既にお腹の中の虫が原因で、検査に引っ掛かって薬を服用すること3度。アフリカの僻地で生活してることを実感してる。

『ランブル鞭毛虫』『連鎖球菌』『アメーバ赤痢』

研修で気をつけろと言われた名前が、検査結果から次々出てくる。

早めに発見できたから、薬を飲んで駆除できてるけどやっぱり怖い。



原因は恐らく、、、村で食べる水・食事の何か。

村に行けば、村で出される食事を食べる。有難いことに、すごく歓迎してくれて限られた食糧なのに、食べろ食べろとテランガ(おもてなし)してくれる。

最初は少し抵抗もあったけど、それなりにおいしいし、食べるとすごく喜んでくれるので一緒に食事している。朝から村に行ってると、朝食と昼食を村でなんて日もしばしば。

冷蔵庫もないし、滅菌消毒なんてされてない村で、しかも手で食事してるから、まあ衛生面に問題があることは、ある程度予想できるし、、、さすがに井戸水やヨーグルトやミルクがやっぱりちょっとヤバそう。

Jam Tun!  Jam Tun!

これまで実際に村に行って、村人と目線を近づけるのに食事を共にすることはやっぱりすごく大事だと思ってる。

村人みんなが食べてるものを断ることはあまりやりたくない。村人の生活を共有することで受け入れられ、今の人間関係ができあがってきている気がするし。

幸い今のところ両親からもらった丈夫な体のおかげで、おおごとになってないけど、体を壊したら、村に行けず活動どころではなくなるし困るのは自分。ここで生活してるからこそ健康には人一倍気を使ってるつもりだけど、状況によっては食べたふりするとか少しだけ食べるとかして、村人との距離感を崩さないように健康維持もしていかないといけないと感じてます。