井戸掘り(続編) | Jam Tun!  Jam Tun!

Jam Tun!  Jam Tun!

Jam Tun! (ジャム タン)とは、プル族の言葉で「平和だけ」ってこと。
あらゆる挨拶をされてもこの「Jam Tun!」って答えればオッケー!
セネガルの大地で青年海外協力隊員として、どっぷりプル族と向き合いながら生きた日々の記録。

2か月ほど前の日記で、井戸掘りを今まさにやっている村について書きました。

http://ameblo.jp/okuoku-okuoku/entry-10313481855.html

その続編です。



現在11メートルとのこと。クワとスコップをつかって掘る。掘った土を滑車を使って地上に出す。1メートル掘るごとに周囲をブロックとセメントで固めていく。これを繰り返している。途方もない作業に思えてくるが少しずつ進んでいます。雨季だったので雨で穴が埋まり作業が中断することがしばしばとのこと。

Jam Tun!  Jam Tun!

写真の通り、人が昇り降りするのにもロープと滑車を使って、上で2人がロープ引っ張りながら少しずつ上げ下げする。すごい光景。おそらく穴の中で作業する孤独はすごいだろう。でもまだ、11メートル。すでに落ちたら確実に死ぬくらいの高さなのにこれを30メートルまで掘る。すごすぎる。

Jam Tun!  Jam Tun!

この作業を見るだけで水にありつくことの大変さをしみじみと感じる。でも畑で野菜栽培をして遠くの井戸から水を運んでいる女性たちの期待はどんどん高まってるし、今後も見守っていきたい。