157歩 天竜川物語② 暴れ天竜と金原明善 東海道(見付ー浜松②) | 街道歩きや街めぐりなど歴史探索と社交ダンスを楽しむ日記

街道歩きや街めぐりなど歴史探索と社交ダンスを楽しむ日記

街探索や歴史の街道を歩いたり、社交ダンスなど趣味を満喫しながら一度きりの人生を自然体で楽しみたいです

こんにちは

 

気づけば もう6月ですニヤリ

今は 梅雨? 初夏? 

さらに…夜の雷雨!!びっくり

天気予報チェックがかかせません!

 

まだ体調がちょっと不安定なので

ダンスも省エネ

 

むりせずダンスに…

体調どうかなダンス…

いかに省エネで、もたせるか

 

そのせいか、全体に無理な力が抜けて

スタンスや右のホールドがすっきりして 

とてもよくなったと先生から

お褒めの言葉をいただきました爆  笑

 

無駄な力入れないからでなく

でないからね…とほほウインク

 

さて今回の東海道の歩き旅はここ

天竜川を渡り、

 

金原明善(きんぱらめいぜん)の生家訪問です

 

※パンフレット等、お借りしました

新天竜川橋を渡っているところ

一本下流にある青いアーチの天竜橋は路側帯がないので

歩き旅をする人には命がけだったらしいガーン

新天竜川橋から下を見下ろすと

川の様子がよくわかります

 

今は秋(2021年11月7日)で渇水期なので

水量が少なめ…

これが「小天竜」

※江戸時代には天竜川は中洲を挟んで

「小天竜」「大天竜」と二筋の流れがあったみたい

大きな中洲の先の

対岸に近い川筋は?

これが「大天竜」って感じですかね

 

天竜川をさかのぼると

なんと、八ヶ岳のふもとから

 

いったん諏訪湖に集まった水は

南と中央アルプスの2つの大山系の水を集めて

伊那谷の長い峡谷を通り抜け

 

遠州の平野にでたとたんに

水は一気に好き勝手に流れ出す

竜神様のような暴れ川ガーン

 

今はダムや河川工事のより

だいぶ大人しく見えるけど…

いつまた暴れるか、分からない

恐ろしい川でした

 

川を渡り終わって

土手沿いに南に約200mほど行き

土手から階段を下りれば、

六所神社へでます

「東海道」ブルー看板!

ここが東海道の起点です

無事に船で川越しができるように…

無事に川越しができたお礼に…

この神社で祈ったかも

ここからは浜松の中心街までは

見送ってくれた

ギョウザやさんのニャンコが可愛い…

 

秋の日向ぼっこが気持ちよさそうでした

このあたり「中野町」(中の町)といいます

 

江戸時代の東海道の 距離の中間点です

袋井は宿場の数で真ん中なので

「真ん中」は二通りあるのが面白いですね        こちら袋井駅です

この辺りには歩き旅の人のための ベンチも多い

病院にも! 実はこの病院は…

松尾芭蕉のエッセイの著作も多い

「嵐山光三郎」の実家でした!!びっくり

それにしても大きくて

立派な病院でびっくりです

街道を西へトコトコ…

これは?ニコニコ

 

昔の軽便鉄道が浜松から中野町まであった

線路の軌道の跡地でした

 

そしてそのすぐ先が

お目当てのスポットに到着!

 

 

立派なたたずまい

暴れ天竜を 恵みの川に変えようと

治水に人生をかけた「金原明善」生家跡ですおねがい

 

代々、村の名主の家の生まれで

明治の時代に「治水」「治山」に人生をかけた方のようです

「ちゃんと歩ける東海道五十三次」のガイドブックだと

「天竜川の治水事業に尽力した。大正2年(1913年)没、92才であった」

とかんたんに書いてありました

 

歩き旅するまで全く聞いたことがなかった人

 

疲れているので とりあえず中へ

畳の部屋でお休みもできる!!照れ

さらに

見た目以上に室内はとても立派でした。

午後1時半をすぎて

ゆったりした室内で、ロング休憩モードに突入!おねがい

ふー、畳の上は足を延ばせて

リラックス・リラックス!

 

そこへスタッフの方が来ていただき

明善さんと天竜川や東海道のことなど

話がはずんで、いい時間を過ごせましたラブ

感謝!!

この方が明善さん

意志の強さと大きな人間性がうかがわれますね

書がオリジナルで龍のようです

のんびりだけでなく、いろいろなるほど時間…

暴れる天竜の長い歴史ガーンショボーン

 

忘れてはいけない記憶ニヤリ

治水と一緒に、水を支える上流の山に、

積極的に植林をすすめて治山を両立したのが

金原明善流です

 

今後の地球の温暖化対策で、

明善の考え方には

ヒントになることがいっぱいありそうです

 

金原明善生家跡にして街道を西へ

 

現代の東海道、国道1号の高架をくぐり

ミニ松林の街道を通れば

天竜川駅の入り口の交差点まで到達しました

左へ曲がれば700mほどで「天竜川駅」へ

浜松駅までは4キロほどで到着です

※つづきます