値決めについて、社長が決定をしていますか?
従業員に一任していませんか?
値決めは、経営そのものです。最終決断は社長が行うべきです。
前段階においては、営業の方や管理部門の方が設定をすると思いますが、
その場合にも一定のルール等を設けた方がよいです。
例えば、粗利率は何パーセントを確保する。
私が以前勤めた会社は財務体質に優れている高収益企業でしたが、その会社は価格設定に厳格なルールがありました。
売上目標はなく、すべて粗利目標。粗利から社内工数を引いて何パーセント以上を確保しなければいけないという決まりになっていました。
営業はどうしても売上をあげたいため、安易に値引きに応じてしまう傾向があります。
経営者であっても資金繰り等が厳しいと目先の現金欲しさに値引きに応じてしまう場合があります。
適正な利益をあげるために値決めのルールを設定し、原則そのルールを死守する。
自社で算定した適正な価格で販売できるような、商品力、営業力、サービス力をもつ。
岡崎市・西三河の税理士 税理士法人クレサス
柿白