夏の思い出話はひとまずお休みにして。
 うちの娘も12月で満3歳。というわけで、七五三、やってきました。
 夫の仕事の都合で日にちは前もって決めてはいたものの、具体的なことは「もっと近くなってから考えればいいよねえ」と、相変わらずいい加減な私たち。
 だったので、先月の半ばから「さて、考えますか」ということになったんですが、まずは夫と私の認識の違いでちょっとひともめ。
 私(七五三未体験者)は
「行きつけの関帝廟にお参りして、ローズホテルのレストランでランチでも食べて帰ってくればいいか」
 と思っていたが、夫(七五三体験者、ではあるが記憶になし)は
「何はともあれ写真だろ。それも写真館で家族写真をとらないと」
 と主張する。
 

え、そういうものなの?


 写真なんてデジカメじゃ駄目なの?しかも
 

娘個人のじゃなくて家族写真なの?


 とネットで調べてみたんですが、両方ともかすってる程度なのが判明。
 正式な、というかごく一般的なやり方は、写真館で子供中心の写真を撮り(ついでに家族写真も撮る家もあり)、神社などにお参り。その家によっては祈祷なんぞしてもらって、その後会食、てな感じのよう。写真を先に撮るのは「子供が機嫌のいいうちに撮る」から、らしい。

 うむむ、といろいろ検索していたら、いろいろなホテルなどで「七五三プラン」というのがあることを発見。内容はそのホテルによりますが、食事とフォトサービスというパターンが多い。まあ、フォトサービスと一言で言ってもホテル内の写真館で撮るケースもあれば、食事するテーブルでポラロイドカメラ、というのもあるので、一概に一緒とは言えないですけどね。
 で、ローズホテルはというと、やってました七五三プラン。写真館での撮影も込みで
「おお、こりゃいいわい」
 と喜んでいたが、このプラン、中華だと大人3名以上から、洋食だと4,5名からだそう。
 うーん、3名からか。内々で終わりにするつもりだったから家族3人で、と思ってたけど、じゃあ近所に住む義母も呼ぶか?
 という話の流れになったが、ネットでいろんなケースを調べていたら、祖父母呼ぶ時はどうも両家呼ばないとまずそう。そいつは困ったなあ…。

 というのも、まず私の両親は車でも電車でも片道2時間はかかる所に住んでまして、それだけならまだしもこの人たちは身勝手というかかなりの自己中心型。どんなに大切なイベントだろうが、かわいい孫のためだろうが、自分たちの気が乗らなきゃ平気でドタキャン。それも連絡してこないし。そのかわり気が乗ったら、相手がどんなに都合が悪くても突然押し掛けてきて、ぐちゃぐちゃ文句言うんだけどね。
 それに父は屈折したプライドの持ち主で、いつもちやほやされないと怒りだして暴れる、母は「黙ってても自分の思い通りに相手は動く」となぜか思い込んでいて、もちろんそんな訳ないからあとから話をねじ曲げて方々に悪口と愚痴を言いまくる、というタイプなので、結構扱いに骨が折れる。ま、本当にたいへんなポイントは他にいろいろあるんだが。
 もちろん、二人とも他人様相手にすぐさま素を見せたりはしないけど、今まで義母と話した最長時間は10分未満。ただでさえ人との距離感がつかめなくって、「皆私に悪意なんて持ってないわあ」とお嬢様のような思考の持ち主で苦労が身にならなかった義母(これはこれで結構扱いに疲れる)と、1,2時間はかかるであろう食事を共にして、無事で終わるわけがない。ていうか、すっごいダメージ受けるだろうな、夫と私が。私、今でも実家に行った翌日は必ず寝込むもん。実家にいられる時間も2時間が限度だし。
 まあ、うちは三人姉妹だが、皆こういう行事は勝手にやらかして事後報告、というのが当たり前にもなっているような現状なので(他の二人も同じ考えなんだろう)、特に呼ばなくても問題ないだろう。

 というわけで、最初の計画通り家族3人で行うことにしたんですが。
 やっぱり祖父母とともに、というのが基本となってるプランが多いんですね。いくつかの候補の中から「大人2名から」だけに絞ったら、えらい選択肢が狭いこと。しかもどれも夫が気に入らない。
 さんざんもめたあげく、もう一度白紙に戻して、今度は条件に合うことと、娘が喜ぶであろうプランを考え直すことにし、いろいろ探ったあげく、ようやく決まりました。娘が確実に喜ぶであろう、そして夫が「しょうがない、これで妥協するか」となった七五三プラン。
 そして日程も、最初はすべて一日で終わらせるつもりでしたが、夫の仕事の都合もありまして、11月4日に関帝廟へお参り、5日に食事、という予定になりました。
 ちなみに、夫が義母へ
「うちらだけでやるから」
 と最初に断りを入れたら、そのとき機嫌が悪くて殻に閉じこもっていた義母はあっさりokしたそうですが、後日七五三の写真を渡したときには機嫌が直ってて、
「やっぱり行きたかったようだった」
 そうです。うーん、後悔先に立たずっすよ、お義母さん。こっちは助かったけど。