久しぶりの続きです。
ちょっと原稿書きがあってなかなかこちらの更新ができませんでした。ごめんなさい。
今までの話から気づいてくださった方いらっしゃると思いますが、私が所属していた長崎大学形成外科では美容診療は行っていませんでした。
その頃はどこの国立大学も診療は保険でという決まりがありましたからしょうがなかったと思います。
もし美容外科の診療をしたいのであればいったん大学医局を辞めて美容外科へ行けば勉強出来ます。
私は大学卒後2年間研修医として仕事したあと4年間大学院に進み、その間結婚して長男を産みました。
まあ、このまま臨床医として過ごせば幸せと思っていました。
だから大学で仕事をしたり、実家である奥村整形外科で形成外科診療をやっていてもそれなりに楽しくやっていました。
でも通院してくださる方から『ここではシミは取れませんか?シワが気になるんですけど』とご相談いただくことが増えました。
また〇〇美容外科で治療したけど上手くいかなかった。
この治療を受けに東京まで行っています。福岡まで行ってきました。
今のように新幹線が走っているわけでもない時代でしたので、それは相当の費用がかかるだろうと思いました。
東京と同じ治療が、福岡まで行かなくても諫早で治療が受けられないかと考えるようになりました。
それが私が美容診療を始めたきっかけです。
もうすぐクリスマス