メルセデス・ベンツ Sクラス セミレストア作業(エンジン系)
こちらはレストアで入庫のメルセデス・ベンツ
W126型のSクラスです
やはりSクラスですね。堂々たるスタイルです
長期間エンジンをかけていない車両だったため、燃料系、
点火系をすべて点検していきます
まず、インジェクター詰まりをおこしていないか確認していきます
インジェクターを外して、
インジェクターテスターを使用して、つまりがないかテストです
幸いすべてのインジェクターで詰まりは発生しておらず、ひとまず安心です
次は燃料タンクが錆びていないか確認していきます。
いきなり外れている写真ですが、燃料タンクはトランクルームの一番奥に付いているので外すのが少し大変でした
そしてタンク内部がどうなっているか恐る恐る見てみると、、、、、、
あちゃ~ガソリンの残留物とサビがごっそり溜まっています
これは内部洗浄するしかないですね
洗っては出し、洗っては出しを繰り返してなんとか綺麗になりました
フューエルポンプフィルターも交換させていただきました
次は点火系の確認です
エンジンはかかるようになったものの、吹けがよくないため、デストリビュータの点検もおこないました。
フューエルディスビはプランジャーピストンが固着していた為、
慎重に傷つけないように取り外しました!!
出来る限り、内部を綺麗に洗浄していきます
そして、もとの位置に戻し、漏れが無いかすべて確認します
あとはエンジンオイル交換をして、
ここでエンジン始動はOKです
エンジン始動後は、排気ガスの濃度、エンジンの震えなどを見ながら、アイドリング調整をして無事に作業完了です
こちらはレストアで入庫のミツビシ コルトです
なんだかレストアが続きますね
丸目のライトが旧車を感じさせますね
こちらの車両も長時間エンジンをかけていない車両のため、
色々点検をしていきます
まず、ガソリンタンクを外して内部の状態確認です。
こちらの車もトランクルームの奥にタンクがありました
タンクの中にガソリンが若干残っていたので、すべて出してみると、、、、、、、
濁っているし明らかに変質しています。
さらに出口には、
こんなヘドロ状なものが
タンクの内部を何度も洗浄して、ここまで綺麗になりました
次はキャブのオーバーホールです
ガソリンが溜まるフロート部分がガラスケースになっていて
内部が見えるようになっていました
現代の車には絶対に無い構造になっていますねお洒落ですねー
各部の動きが悪くなっていたため、しっかりと洗浄していきます
あとは、エンジン始動後、アイドリング調整して作業終了です
このたびは貴重な古い車を整備させて頂き、感謝です
今回もたくさんのご来店ありがとうございました