ポルシェ カイエンターボ 車検整備＆クーラントパイプ（対策品）交換
先日、ポルシェ・カイエンターボのメンテナンスで新潟県村上市からご来店頂きました
遠い所からわざわざありがとうございます
今回は車検＆対策部品に交換の為、入庫しました
とてもキレイなカイエンですね
早速、メンテナンス開始です
V8で4.5Lのターボエンジンです迫力ありすぎです
まずはクーラントパイプ（対策品）の交換作業から始めます。
インマニを外すので、周りの補記類を壊さないように、バラしていきます
インマニを外すとV8エンジンの頭が見えてきました
ここまでたどり着くまでに、かなりの部品を外さなくてはなりませんでした
この黒い樹脂製の三本のクーラントパイプが対策前の部品です
その三本のクーラントパイプの下に、もう一つ対策前の太いクーラントパイプもあります。
このクーラントパイプは樹脂製の為、年月が経つと硬化して割れてきて
水漏れを起こし、最悪オーバーヒートになってしまいます
まあ、場所が場所だけにかなりの熱を受けてしまうので割れてしまうのもしょうがないのですが。
設計上、なんでここにクーラントパイプを設置したのかも疑問に思います・・・・・。
こちらが対策済みのクーラントパイプです樹脂製からアルミ製に変わっています
こちらは対策前と対策後の部品の比較ですアルミ製に変わるとなんだか安心しますね（笑）
ここではサーモスタッドを新品に交換します。
この部品が悪くなくても作業の流れ的に、
今、交換しておけば後で作業するよりも工賃が安く済むからです。
これで対策部品の交換は完成です
もちろんインマニのガスケット＆ボルトもすべて純正新品に交換です
ファンベルトを点検すると亀裂が入っていたので、
一緒にウォーターポンプやテンショナー、アイドラプーリーも交換しました
これで水周りのメンテナンスはバッチリですね
ブローバイホースも後ろの部分が壊れていたので新品に交換しました
そしてインマニを取り付け、周りの補記類を取り付けます
今回はエンジンオイル＆フィルターの交換も行いました。
入れたのはもちろん「ルーカスオイル
」です
すべての作業が終了し、エンジンテストで水漏れ＆オイル漏れが無いことを確認して
オーナー様に納車しました
今回は数ある輸入車整備工場の中から当店にご来店頂きまして、本当にありがとうございました
途中、追加部品が出たり、そのたびに納車が遅れてしまい申し訳ございませんでした
次回も全力でメンテナンス致しますので、またのご来店お待ちしております
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