一昨年と昨年2年間にわたって次々と骨折した母が全快するまで、準介護といえるような生活を送っていましたので、外出を楽しむことは激変して家で過ごす時間が長くなりましたぁ

家で過ごしている時に、私自身を解放し楽しませるものはないかと調べていたら、彫紙アートという「紙を彫って表現する」というユニークな紙のアートに出会いましたよ

母の介護の時間を縫って、深夜などにコツコツ制作した日々の努力がみのり、インストラクター資格を取得する事が出来ました。これで彫紙アートの技を教えることも出来るようになります音譜

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↓これは、私の初期の作品 椿です
荒削りで未熟ですが、こじんまりとした夜の椿。
以前住んでいた芦屋の庭で、冬の日にひっそりと咲いて喜ばせてくれた寒椿が忘れられなくて彫紙アートで表現しました。


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彫紙アートというのは、パントーン紙や色上質紙を何枚も重ねて、表現したい対象をカッターで彫り出して行く世界でも唯一でユニークな紙のアートです。

最近の作品は↓

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カサブランカ。この花の持つ華やかさよりも、典雅で優しい、どこか儚げな顔に表現出来たので気に入っています。

写真では、薄く見えていますがこれでも20枚ぐらいの紙を重ねているのですよ
彫って行って落ちてしまわないように下書きに彫って行く順番を決めてから制作します。何枚も紙を重ねていますので、厚味による自然な立体感が対象に不思議な感覚をプラスして引き込まれていきます(どうやって表現しているのかな?不思議?と言ったような)

和紙を貼って対象を表現する『ちぎり絵』と違って、モダンな味わいがあるのが特徴です


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↓上記の菖蒲を彫紙アートで表現しました
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荒削りで未熟な部分も多いですが、完成まで何枚も下書きをして構図を決めて、色選びをし、大変な思いもしたので、気に入っています。
この2点は、気晴らしに菖蒲園に案内してくれた友人に感謝の気持ちを込めてプレゼントをしました 友人の通うダンス教室に飾ってくれているようです

この2年間で、ほんとにたくさんの作品を制作しましたので、私のメモがてら時々この日記にあげて行きます。宜しかったらお付き合いをくださいね








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