90歳になる母は骨折をしてから運動量が激変しているとはいえ、ありがたいことに、脳はめちゃクリアで心配していた認知症発症していません。なので、ほっとしていますぅ
母のお友達やお付き合いがあった人が、認知症を患っていらっしゃるのを聞くと悲しくなってきます。介護をされるご家族様のご苦労をわが身に重ねるとしのびなく、高齢の親を持った子の心配事、そして高齢の親になった心配事は、やはり認知症につきるといえるのではないでしょうか。認知症は現代の医学をもってしても解明できないことが多く、完治は難しい病です。出来ることなら発症せずに豊かな老後人生を楽しみたいと誰しも願っているのではないでしょうか。


そこで食事ですぅ自らの食について常に考える習慣を持ち、食に関する様々な知識と食を選択する判断力を持つ私としては、認知症という高いハードルも毎日の食事で、楽々と乗り越えて行きたいと考え実践しておりますねん

食育の考えは子供のみならず、高齢の親への心身の健康にも発揮しますぅ

認知症というのは脳の健康が損なわれた状況なので、能の健康状態を維持することを心がけないとアカンのですが、病が目に見えにくいし進行もわかりにくいところなので、発症するまでの健康と思われる未病の内から予防するリスクヘッジの考えをすることが賢明なのね~

脳の健康状態(うつ、認知症予防)を維持するために顕著な効果を期待できる栄養素として、オメガ3必須脂肪酸(アルファ・リノレン酸)があります


オメガ3必須脂肪酸の効能を書く前に
飽和脂肪酸不飽和脂肪酸について、私のメモもかねて書いておきますぅ

飽和脂肪酸常温で固形となるものが多いです。 
バター、ラード、牛や豚の脂身、ショートニング、マーガリン、綿実油、ココナッツオイル多く含まれています。飽和脂肪酸はヒトの身体の中で作ることができるので、たくさん食べる必要はないのです。むしろ動物性(バター、ラード、牛や豚の脂身)脂肪の摂り過ぎによる健康弊害が指摘されています。(飽和脂肪酸を摂るなら植物性のココナッツオイルが宜しいですが、その話は次回に)

不飽和脂肪酸は、
常温で液体となるものが多いです。 
植物性の油、魚油などに多く含まれていまして、オリーブオイル、キャノーラ(菜種)油、コーン油、ひまわり油、サフラワー(紅花)油、綿実油、フラックスオイル(亜麻仁油)、イワシ・サンマなどの魚油、しそ油に多く含まれます。不飽和脂肪酸はヒトの身体の中で作ることが出来ないので、食事などを通して外から補わなくてはならない「必須脂肪酸」と呼ばれているのです。

さらに細かく分類されて
必須脂肪酸の中には一価不飽和脂肪酸多価不飽和脂肪酸に分類されます

一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)(オメガ9)
オリーブオイル、キャノラー油、ひまわり油、サフラワー油、ピーナッツ油、米ぬか油、パーム油

多価不飽和脂肪酸の中に
オメガ3必須脂肪酸(アルファリノレン酸)
オメガ6必須脂肪酸(リノレン酸)があります

オメガ3必須脂肪酸 
亜麻仁油、えごま油、チアシードオイル、青背の魚の油 etc
アレルギー抑制、炎症抑制、血栓抑制、血管拡張 の作用があります
 

オメガ6必須脂肪酸
べにばな油、コーン油、ごま油、サラダ油、マヨネーズ etc
アレルギー促進、炎症促進、血栓促進、血液を固める の作用があります

このように
オメガ3オメガ6の効能は正反対ですが、どちらもヒトの身体に不足してならない栄養素でその摂り方はオメガ3オメガ6は「1:4」の比率で摂るのが良いと言われています。(最近では「2:1」で摂るのが理想的とも言われています。それだけ現代人はオメガ3が不足しているんですね。というよりオメガ6を摂り過ぎてるんでしょうね~

ここで、奥様ぁ~~~ご覧ください

通常の食卓に上る脂肪酸はオメガ6が多いですよねん。オメガ3は意識して摂ってこないとなかなか食卓に上がってきませんよね。亜麻仁油、えごま油、チアシード 「そなもん売っているところも知らんわん」という奥様も多いのでは~~
このサイトをご覧になっている美しい奥様方は健康意識が高いので、よ~~~~くご存じだとは思いますが、いわゆるオバチャンは「そげなこと知りまへん」と言われます

が、しか~~し奥様ぁ~~~このなかなか食卓に上がることのないオメガ3には、(高齢の親を持つ子供の心配事及び自分の行く末の心配事を払拭し、現代の医学で治療することが出来ない)期待される効能として脳の健康状態を維持するというのがありますねん

こう聞いたら、早速今日からでもオメガ3の油を食卓に乗せて、大切なお父ちゃんやお母ちゃんに食べさせたくなりますよね。実は私もそうでしてん 母が認知症を発生しないために、どんな食べ物があるのかな~と調べたら、このオイルの秘密を数年前に知ることになり、いろいろ参考にして、今ではオメガ3が多く含まれているフラックスオイルを冷蔵庫に常備して毎日食べておりますねん

フラックスオイルは少々取扱いに注意せなあかんところがありまして、オメガ3は繊細で敏感な性質をもつ脂肪酸ですから、扱い方によっては激しく劣化してしまいますねん

高温で加熱しない長時間空気にさらさない光にあてない低温で保管する、など保管に注意して、新鮮なうちに食べきるようにしなければなりませんねん(これ必ず守ってください

もちんと取り扱いを守って毎日ティースプーン1~2を摂るようにしたら、家庭の普段の食事でも継続的にオメガ3を摂ることが出来るんやと思います(サプリメントで摂る方法もありますが、私はなるべくなら食事で摂るのを優先させておりますねん

↓こんな一品にタラタラって、かけて食べています(最初は夜にスプーン一杯飲んでいましたが、これは続かなかったですねん
) まあお通じがカタければ夜にスプーン一杯という手もありますぅ

                 季節の有機野菜・スチーム仕上げ
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          カラフル野菜のピクルス、スモークサーモン、サラダポーク添え
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継続したら ↓ こんな効能が期待できます
(あくまでも期待できるということで、認知症などが治るというものではありません)

オメガ3に期待できる働き
・脳の健康維持(うつ、認知症予防)
・悪玉コレステロール低下
・神経疾患の予防
・骨の健康維持
・炎症を抑える
・がん予防
・抗メタボ などなど
まあ!!ええことばっかりやないの
ですが、なんでもバランスが大事です。くれぐれも摂りすぎないように、一日ティースプーンに1~2位を目安に食べてください

我が家で愛用しているフラックスオイル↓
オーガニック・フラックスシードオイル・スイート(SABO)250ml
だいたい一か月で使い切るようにしています

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最近では、オメガ3とオメガ6を調合されたオイルが市販されていますね。少々お高いですが、コストパフォーマンスに余裕がある方は、そういうオイルを利用されても良いかもしれませんね~
 上記は家計に優しいオイルです。そのかわりと言ってはなんですが~オメガ3とオメガ6のバランスの良い摂取を自分で工夫してくる賢さが必要で~す

我が家では 3つのオーガニックオイルを常備しています
ココナッツオイル
オリーブオイル、
フラックスオイル

用途に応じて使い分け、オイルのオメガ3、オメガ6、オメガ9 をきちんと摂るようにしています

「肌育は食育から――――美肌は一日にしてならず』継続して食べてくださいね


★次回は、母の認知症予防『その2―ーローズマリー』のお話をする予定です




参考文献:『病気がイヤなら「油」を変えなさい』山田豊文著






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