三山です。
私のまわりにも
"複数の中国輸入スクールに参加"
されている方が
たくさんいるのですが、
先日、中国輸入プレイヤーの方より
こんな話が出たんですね↓
「●●スクールのA講師は、
『狙ってるキーワードで
SEOが上がってきたら
広告費の入札単価は下げた方が良い』
と言ってました。
しかし、■■スクールのB講師は
『SEOが上位に来てからも、
広告の左上に表示されるポジションは
維持した方が良い』
と言ったんですね。
なんで講師の中でも真逆なくらい
見解が割れるのでしょうか?
どちらが正しいのでしょうか?」
はい、、、素晴らしい質問ですね!
三山は複数の
中国輸入スクールに参加することは
「多角的な見解が得られる」
という点で"大賛成"なのですが、
同時に今回のケースのように
"混乱"を生じることも多々あります。
それで・・・・・
今回の方の質問なのですが、
まず結論から言ってしまうと
===========
「どちらも正解」
===========
になるんですね!
「そんな無責任なこと言うな!」
と言われそうですが(笑)、
本当にそうなんですよ。
A講師が言ってる
「SEOが上がってきたら
広告の入札単価は下げた方が良い」
というのも正解です。
それには2つの理由がありますが、
================
1.広告経由で購入されるよりも
SEO経由で購入された方が、
"SEOが上昇しやすいから"
2.広告で購入されるよりも、
SEO経由で購入された方が、
"利益率が高くなるから"
================
という2点です。
「1」については
過去のブログでも
何度も述べましたが、
■■■■■■■■
広告経由で購入されたときの
SEOへの加点(小)
<
自然検索で購入されたときの
SEOへの加点(大)
■■■■■■■■
という図式だからです。
要するに、
SEOをキープするためにも
自然検索から購入された方が良い
という結論になります。
そして「2」についても
分かりやすいですね。
広告がSEOよりも
上位に表示されていると、
広告がクリックされる可能性が
高くなりますよね?
"広告経由で購入"されると
広告費がかかるため、
利益率が落ちるからです。
要するに、
最初のA講師の見解は
================
・SEOを上げるため(維持するため)
・利益率を高くとるため
================
という点を重視するために、
「SEOが上がってきたら
広告の入札単価を下げた方が良い」
という結論に至ったのですが、
一方で、2人目のB講師の見解は、
(トータルでのAcosが
自分が求めている利益率の範囲に
収まっているのであれば)
================
1.広告でも上位表示させて、
自然検索でも上位表示させた方が
販売最大化を目指せる
2.自然検索でも上位に表示させているセラーが
広告でも上位表示させていると、
後発で参入したいと思っている
セラーから見ると"脅威"に映る
================
という2つの視点を伝えています。
何となくイメージできますかね?
自然検索でも上位、
広告でも上位表示の方が、
広告で売れる分、
多少の無駄な広告費が発生するにせよ、
ライバルに購入されるのを防ぐという意味で
販売個数の最大化を目指せるはずです。
また、
自然検索上位のセラーが
広告でも上位表示されていると、
後発のセラーがその景色を見ると
「なんか強そうなセラーが
上位を陣取ってる。
ここ、広告費高そうだな・・・・・。
自分が入札単価を上げたら
このセラーも上げてきそうだしな、、」
と"精神的な参入障壁"を作る事が
出来るんですね。
要するに・・・・・
================
●●スクールのA講師も
■■スクールのB講師も
両方とも正解なんです!
================
もし上記2つの判断に
"判断材料"を求めるのであれば、
『資金が少なめの方』は
A講師の言うような
「SEOが上がってきたら、
入札単価を引き下げていく」
という戦略がやりやすく、
逆に、
『資金も豊富にある方』で
"このポジションを絶対に守りたい"
というような考えの方は、
B講師の言うような
「SEOが上がってきても
広告で上位表示をとり続ける」
という戦略の方が適性だと思います。
今回の話は
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Amazon物販において
「正解は一つではない」
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という良い見本になりますので
ぜひ参考にしてくださいね!
またブログアップします。
三山
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