三山です。
本日は
「"保証"のメカニズム、
知ってます？」
という内容です。
今回の内容は、何気なく過ごし
ていると陥りやすい思考停止を
しない練習にもなりますので、
ぜひ取り入れて欲しい考え方と
なっています。
先日、スウェーデン発の手頃な
価格のインテリアで有名な”IKE
A"に行ったのですが、、、
ここは、顧客に自分で家具など
を組み立ててもらう代わりに、
安くて品質の良い家具を提供し
ている事で知られています。
これは、
"誰でも簡単に組み立てられる"
というのが絶対条件なんですね。
IKEAとしては誰でも簡単に組み
立てられるからこそ、こういう
スタンスで販売ができるのです。
そうは言っても、私のようにあ
まり日曜大工やDIYなどが得意で
はないタイプの人間もいます(笑)
考えて欲しいのですが、これに
対する保証が「組み立てられな
かったら返品OK」だとどうでし
ょう？
ないよりはあった方がいい保証
ですが、「組み立てられなかっ
たら、組み立てに行きます」の
方が顧客のニーズに沿った魅力
的な保証になりますよね。
お金を返してほしいのではなく、
===============
購入した家具を
早く家で使いたい！
===============
というのが顧客のニーズだから
なんです。
通販、特にAmazonでは返金保証
というのが一般的になっていま
すが、場合によっては違う方法
がベストな場合も考えられると
いうことです。
例えば、購入したけど説明書が
なく使い方がよくわからない場
合などは、メールで使い方の説
明をして、更に他の使い方やお
役立ち情報を伝えるのもいいで
しょう。
要するに、
======================
お金を出してもらう
ことに対する保証というのは、
相手が望むことを保証してあげ
ることに意味があるといえます
し、何でもかんでも返金対応と
いうのは思考停止である、
=====================
と私は思います。
とことんまで顧客の立場で考え
ていく。
保証ひとつであってもビジネス
の原理原則に従って考えて行動
することでライバルとの差別化
や、究極的には競争しなくても
良いという一人勝ち状態が作れ
るのです。
くれぐれも、"他のセラーがや
っているから"という安直な理
由だけで物事をマネるのはやめ
ましょうね。
そこにあなたの"思考"を１つ
介在させるだけで、見た目は
同じに見えたとしても"本質"
が全然違ってきますので。。
ぜひ参考にしてください！
今回は以上となります。
ありがとうございました。
三山 純
●編集後記
今日から１２月へ突入ですね！
2016年も残り１ヶ月と僅かにな
りましたが、年末商戦の大詰め
で多忙な方も多いと思います。
私と言えば、先月、パートナー
の１人が体調を崩してしまい
一瞬仕入のパフォーマンスが落
ちましたが、そのパートナーの
配下にいるスタッフ達の協力も
あり何とか間に合い。。。
こういう時でも「組織化」にす
ごく助けられたなーと思います！
私が毎年やっていることではあ
りますが、クリスマス頃にパー
トナーには特別ボーナスを出し
ています。
私はビジネス主義なので、モノ
ではなく報酬という形ですがね＾＾
リサーチや仕入など、本来は我
々がやらないといけない業務を
報酬を渡しているとはいえ
”やってもらっている”という
認識は凄く大事です。
言葉に出す必要はないですけど
ね。
なので、ボーナスやプレゼント
もそうですが、ちょっとした気
配りって大事だと思います。
それが大した事でない！、、と
してもです！
皆さんも過去の経験を振り返っ
てみると何気ないことに感謝し
たりエネルギーが強くなった時
ってあると思うんですね。
なので、それを「与える側」に
立ち位置を少しだけ変えてみる
とビジネスは確実に成長します。
それは売上のように分かりやす
い「数字」だけでなく、「信頼」
という定量化できないモノに対
しても同じです。
年末商戦は、パートナーは特に
忙しくなっているでしょう。
甘さや妥協は一切不要ですが、
「経営者」という立ち位置とし
ての静かなる気配り、そして
「人間」としての礼儀・礼節は
絶対に忘れないようにしていき
たいですね＾＾
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【発行者】三山 純
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