三山です。


本日は

「国際配送の重要な考え」

という話をします。


今回のテーマは国際配送について。


これまでにも何回か言及してき

たテーマではありますが、中国

輸入をパートナー構築で実施し

ている多くの人達が

「どこの配送業者を選択すれば良いのか?」

「どうにもこうにもキロあたりが高すぎる!」

という課題を抱えています。


まず最初に、上記の前提として

明確な1つの回答というのは存在しません!


それは、、、

パートナーが住んでいるエリア

にもよるし、パートナーが送料

を高く見積もっているかもしれ

ないし、たまたまその商品が

税関で止められたから余分に手

数料を取られたのかもしれないし。


数多の因果関係が絡んでいるので、

・絶対にEMSの方がいい!

・絶対にDHLの方がいい!

・絶対にFedexの方がいい!

という回答には導かれません。


ポイントはパートナーに相見積

もりを取ってもらう事にありますが、

一発でその結果を出すことは難

しいので検証が必要になってくる

かと思います。


また、何を以てして国際配送業者が

「良いのか?」

「悪いのか?」

にもあると思います。


配送価格。

配送スピード。

配送品質。

税関事情。


配送業者によっては一長一短あ

りますので、今回は私の経験か

ら、今でも利用しているDHL

についての情報をシェアしてい

きたいと思います。


もちろん先述しました通りこれ

は決して「DHLを使え!」と

いう話ではありません。


私の今までの試行錯誤の経験に

よるものですので、ぜひ1つの

参考にして頂ければと思います。


以前に、年末商戦における仕入

れにて、イーウーに住んでいる

パートナーより800kgの商

品を一度に仕入れました。


その際にパートナーより提示された

DHLの見積もりは以下になります。

● 1kg~20kgの場合   :初重量75元/500g 続き15元/500g
● 20kg~50kgの場合   :21.5元/kg
● 50kg~100kgの場合 :21元/kg
● 100kg~500kgの場合 :18.5元/kg
● 500kg~1000kgの場合 :16.5元/kg
● 1000kg以上の場合 :15元/kg


今回は800kgの仕入量に

なりますので、キロあたりで

16.5元ですね!


ちなみに重量には体積重量の

考えも必要になります。


以前の記事でも詳細は触れましたが、

体積重量とは

縦(cm)×横(cm)×高さ(cm)÷5,000

で算出され、この値と実重量で

の重い方が配送コストの計算対象

となります。


続けましょう。


キロあたり16.5元というの

は比較的安いと思います。


安いとは思うのですが・・・・・


限りなく1トンに近い重量とな

った場合は「船便」を活用する

という案も出てきますね。


今回のケースでは年末商戦に間

に合わせたかったので空を使い

ましたが、恐らく中国輸入ビジ

ネスに取り組んでいる方のほと

んどは空便を使っていると思い

ますので、ここに基準を合わせ

て話していきます!


さて。


上記はDHLでの話になります。


イーウーに住んでいるパートナ

ーの見積もりですが、シンセン

に住んでいるパートナーの見積

もりもほとんど変わらなかった

ですね。


そこで今回のテーマに入ります。


DHLには

「香港DHLと中国DHLがある」

という話。


よく「DHL!DHL!」

という話が出ますが、

中国においてDHLとは

・中国DHL

・香港DHL

の2つがあり、

この2つは全く別のモノだと考えてください!


それでですね、、、


配送料金なのですが、香港DHL

の方が一般的にはリーズナブルで

あり、しかも香港は

「フリー・トレード・エリア」

と呼ばれる輸出規制が非常に緩い

エリアでもあります。

(電池の発送などの規制は同じよ
うにありますが・・・)


ですのでトラッキング番号で

DHLの追跡を見てらえれば

分かるのですが、通関処理が

非常に速い事が確認出来ると

思います。


これに対して中国DHLは

香港DHLに比べると配送

単価は結構高くなります。


数倍くらいに跳ね上がる見積

もりもあるでしょう!


しかも中国DHLの方は

5000元を超える取引をする

場合、実施貿易実務者として

”CRコード”という国で定め

られたアカウントを有している

必要があり、法人格で取得され

るのが一般的らしいので、個人

が有しているケースは稀だそうです。


ただ色々と私の方でも調べてみ

たのですが、これは主に中国側

から見た場合での輸入に相当す

る話で、輸出(つまり我々から

見た場合の中国輸入)ではこの

限りではないという話です。

(とある専門家にお伺いしました)


上記の事実より中国DHLの方が

微妙だと感じる方もいるかと思い

ますが、実はそうでもありません。


中国DHLの場合は中国国内に住

んでいるパートナーへ直接荷受け

をして国際配送に移りますが、、、

香港DHLは、あくまでも香港エ

リアの業者ですので中国にいるパ

ートナーからでは代行配送業者な

どを通して一度香港まで発送する

部分があります。


つまり、リードタイム(配送スピード)

への影響が出てくるんですね。

(ちなみに、リードタイムについても
1日でも早く仕入れるという意識は
必ず持ちましょう)


他にも今私が実施している

DHLアカウントの取得による

国際送料・関税のクレジット払い

(着払い)や、中国輸出入者符号

の取得によるリードタイムの短縮

など、非常に難易度が低いにも関

わらず誰も実践していない事も多々

あると思います。


ここら辺の話はまた後日という

事で、、、今回は私が実践して

いる国際配送において、DHL

についての見解を述べました。


この辺の知識を持っていると

持っていないとではイメージが

大きく変わってくると思います。


繰り返しになりますが、今回の

テーマに正解はありません。


配送業者はそれぞれのサービスを

展開し共存しているので一長一短

はあるかもしれませんが、

「ここは必ず良い」

「ここは絶対にダメだ」

というのはありませんので、

私もそうですが、

試行錯誤の検証の末に一番良い業者を選択する

というアプローチ意識をしっかり

持ちましょうね!


これが、ビジネスでライバルとは

一線を画して生き残る方法になり

ますので。


今回は以上となります。


ありがとうございました。


三山 純


●追伸

現在、三山が展開している

コンサルティングサービスは、

『ウイニングセラー養成塾』という

超クローズドな会員制コミュニティ

のみとなっており、個別コンサル

ティングなどは実施しておりません。


誠に申し訳ございませんが、

コンサル依頼は現在一切受付けておらず、

『ウイニングセラー養成塾』も

現在は募集しておりません。


予めご了承くださいませ。


もし今後、一般向けのセミナー

や勉強会などを開催する際には

本メルマガで告知致しますので、

その際はぜひお越しくださいね^^


●編集後記

今年最初の素晴らしい買い物を

しました^^


これです↓

http://drawer-ex.jp/Lb5147/44151


はい。


知る人ぞ知る、

掃除機の王様ですね(笑)


ただ、通常のハンディタイプの

掃除機ではなく、なんとこのブ

ランド商品では”初”となる移

動式のロボット掃除機。


ルンバとかは有名どころではあ

りますが、遂にダイソンもロボ

ット掃除機の商品をリリースし

たんですね!


リリース自体は去年の10月と

のことだったのですが、全ての

家電量販店で手に入る訳では無

く、新品で買うのであれば限ら

れた店舗だけでしか購入は出来

ないみたいです。


店員さんとも話したのですが、

ロボット掃除機はルンバの方

が有名ですが、ダイソンでも

実はかなり以前からこの商品

の構想はあったそうです。


ただ、大人の事情があったら

しく、満を持しての製品化だ

ったそうなんですね!


あのダイソンの吸引力+移動

式ロボットということで、見

た瞬間に息子は怖がって逃げ

ていましたが(笑)、私と妻

はもはや興味一点ですぐに

「買うぞ!」となりました^^


で、実際に使ってみたのですが

とにかく吸引力が想像通りに

すごかったです(笑)


音がルンバに比べて少しうるさ

いのが難点でしたが、気になる

のはそれくらいで、15分後に

吸ったやつを見たら、こんなに

汚かったのか!と思わせてくれ

る程に吸引していましたね(笑)


商品名にもありますが、掃除機

の上部に360℃見渡している

カメラが内臓されており、部屋

の間取りや障害物の位置をしっ

かり確認して的確な移動をして

くれます。


ルンバは壁にぶつかりながら折

り返しをしていきますが、ダイ

ソンは部屋をしっかり把握して

から隅々まで吸ってくれますの

で効率の観点ですごく良いですね。


また、アプリでON・OFFが出来

るので、掃除の指示も簡単に出

せますし超絶便利です^^


ダイソンにとっては第1作目と

なるロボット掃除機で、恐らく

今後はどんどんバージョンアップ

された商品がリリースされてい

くと思いますが、現時点では

かなり素晴らしい掃除機です

ので、2016年最初の良い

買い物したなーと思いました^^


ま、でも所詮は掃除機なので

感動は日々薄れていくかもし

れませんがw、頭の良さを感

じますし、技術の進歩は本当

にすごいと思います。


とりあえず長く愛用していく!、

に限りますね^^


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【発行者】三山 純
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