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6月21日(金)

映画 90歳。何がめでたい
 

たのしみにしてました 公開初日

佐藤愛子90歳当時のエッセイ本ベストセラー誕生物語
平積みされていた、そのエッセイ本は読んでませんでしたが
わがはい中学生当時から、この作家の文章には
オール読物とか小説誌で拝見しております
デビューはコバルトブックスの少年少女むけ小説であったかと
うら覚えしていましたが
<秋元文庫>というシリーズで学園ものを出版されてました(楽天市場出品物から借用)

早世の方
長い執筆生活の中
ベストセラーとなったのは<90歳。何がめでたい>ぐらいで
映画鑑賞後、これを読んでみたいと強く思ったところです
(配偶さんの実家の超90歳は読んだそうで、そのうちお借りできるでしょう)

エンドロールでは
作中に登場する
たのしい写真(とくに年賀状むけ)のモノホン版アルバムが繰られます
リアル実話・エピソードなのだ

演じるのが
草笛光子(1933年10月生)

映画スタート直後に出現する文字列
<生誕90周年 記念映画>

すごいのは
冒頭の登場シーン
寝起きのすっぴん露出
薄暗いままにして女優への配慮がうかがえるものの
そういう演出をさらりと受け止める人間力も感じるところ

編集者(職場からも家庭からも愛想つかれる)の執念に折れて
タイトル案提供

何がめでたい、、のワードセンス

草笛さん自身は
いまもシャキンとバレエのレッスンとか受けておられるのではないかと
推察するのですが
佐藤愛子年齢そうおうの所作ふるまいで
実物の草笛さんを意識することができない

日本映画的には最年長主演映画の記録を塗り替える
人生100年時代の
生涯現役


オダギリジョー 石田ひかり LiLiCo 三谷幸喜・・・
ちょい役で花を添える
キャスティングのご苦労なのか、友情出演なのか

編集者の娘(中島瑠菜)のバレエソロ舞台
ミユちゃん、、、という名前がO様にはツボ



数々の文学賞を受賞してきた佐藤愛子。
90歳を過ぎ断筆をして人付き合いも減り、鬱々と過ごしていたところに、中年の編集者・吉川がエッセイの依頼を持ち込む。
「いちいちうるせえ!」と世の中への怒りを赤裸々に書いたエッセイは意図せず大好評となり、愛子の人生は90歳にして大きく変わっていくのだが・・・