今年の8月7日、青森から国道280号線を北に向かっていた。この国道は以前は海岸沿いを走っていたが今は内陸のバイパス道となっているので、運転はつまらない。
ところどころに、海岸の集落へ下る案内が掲示されている。その中で気になったのが内真部(うちまんべ)と瀬辺地(せへじ)であった。いずれもアイヌ語地名だろう。
瀬辺地は、青森県東部の野辺地及び北海道北斗市の茂辺地(もへじ)とよく似ている。また青い森鉄道の野辺地にも似ている。
”へじ”は"Pet"で川の意味だろう。山田秀三さんは"Sep-Pet"「広い川」という意味ではないかと記している。
ただ先を急いでいたため立ち寄らなかった。あとでゆっくり訪ねてみたい。
国土地理院2.5万分の1地形図「蟹田」(平成26年)より