中学受験 一緒に走った仲間 | 主婦のつぶやき

主婦のつぶやき

主人と息子と姑と猫一匹の生活。息子は2024年受験終了。喜怒哀楽。感情フル活用で日々に挑む主婦のつぶやき。

息子は最後まで塾では友達ができず、

友達にも先生にも

本来の姿を見せることなく

塾生活を終えました。

 

小学校では、

基本的に真面目ではありますが、

お調子者。

友達に囲まれていて、

いつもワイワイ、

先生からもイジられたり、

本当に楽しくやっているのですが、

なぜか、塾ではお友達ができず、

先生との絡みもほとんどなく、

いるの?いないの?という感じ

だったと思います。

 

なぜそうなったのかは

最後まで分からず。。。

 

お友達がいれば、

塾に行く楽しみもあるだろうに、、、と、

悩んだ時期もありました。

 

学校の情報は沢山入ってくるのだけど、

塾の情報はほぼ入ってきません。

私自身もお母様の知り合いもおらず、

塾の先生に色々とアクションを

起こせるタイプではなかったので、

親子で情報弱者。

 

6年生になってからは、

友達作ったら?

と息子に言うことが多くなってきて、

その度に、息子は、

「なんで友達作らなくちゃいけないの?

別によくない?」

と、イライラ。

 

結局、最後まで息子は

友達を作れませんでした。

この頑固さといったらない。

 

でも、幸いなことに

息子はそれを寂しいと言ったことは

ありません。

強がりなのかもしれませんが、

一人の方が気が楽と。

 

お友達同士が言い争っていたり、

陰口を言ってるのが聞こえたり、

静かに過ごしている息子にとって、

塾のお友達の人間関係が、

嫌でも見えてきてしまいます。

 

そして、

黙って見たり聞いたりしたことを

帰ってくると

私と夫に全部話すのです。

関わってもないのに、

塾のお友達関係を

ほぼ把握。

笑っちゃいます。

 

家政婦は見た!状態。笑。

 

おもしろい子です。笑。

 

そんな塾生活も、

1月の終わりに、

塾での授業が終了になり、

もう塾に行かないんだねーって

感傷的になっている母の横で、

「ねー。」

くらいの返事をする息子。

 

4年も通っていたのに、

思い入れはないんかーい!

 

困ったものです。

 

でも、そんなあっさり息子ですが、

受験が終わって数日たったころ

こんなことを言ったのです。

 

「友達なんていなかったし、

塾はつまらなかったけど、

終わってみると、

頑張ってよかったって思うし、

あの子、合格したかな??

あの子はどうかな?

みんな受かっててほしいなー。」

と。

 

あら。

 

塾に友達はいらない、

塾はつまらない、

そう言いながらも、

みんなを気にかける息子を見て、

塾のみなさんは、

息子にとって、

今日まで同じ目標を持って、

頑張ってきた仲間なんだなーと感じました。

 

仲良しとか、

楽しいとか、

確かに、息子にはそんな友達は

いませんでした。

 

でも、

終わってみれば

息子にも仲間はいたのです。

一緒にこの時間を駆け抜けた仲間です。

 

なんだか嬉しくなりました。