実家でパスタ屋さんに外食に行ったとき。
こいもちゃんがお店で窓の外を見ており、通りかかった他のお客の子供らしき男の子が、こいもちゃんに「何見とるん?」と話しかけていた。
それを見たおこめちゃんが、
「こいもちゃんはまだ1歳半やから、わからへんねん」
と、なにやら妹を守ろうとしていた。

またある日、買い物でアカチャンホンポに行って、ふたりがキッズコーナーで遊んでいたとき。
こいもちゃんが遊んでいたオモチャを、横にいた男の子が「貸してっ」と急に取った。
それを見たおこめちゃんが、
「ねぇ、いっしょに使わしてあげてくれる?
いっしょに遊んであげてくれる?
こいもちゃんまだ赤ちゃんだから。」
と、その男の子に粘り強く言ってた。

先日はコンビニでレジをしてもらっているとき、わたしが少しこどもたちから離れていたら、
こいもちゃんのことをニコニコしながら見ている年配の女性に
「やめて。見んといて。わたしの大事ないもうとなんやから!」
と、言ってた。

誰も攻撃してるわけではないのだが、外ではとにかく妹を守ろうとしている。
「この子はこいもちゃん。わたしの大事ないもうとやねん。」
と、よく言っている。

わたしの母曰く、「そういやあんたも小さいとき外ではそういうこと言うてたわ」らしい。

姉は妹が大好きなのだ。

家ではケンカの嵐だが。