1 小児白血病で最多なのはどれか。
a AML
b ALL
c CML
d CLL
2 ALLの予後不良因子として誤っているのはどれか。
a 完全寛解までの期間が長い。
b 白血球数が多い。
c 高年齢で発症。
d Ph染色体の核型をもたない。
3 急性骨髄性白血病の治療に用いられるのはどれか。
a 炭酸リチウム
b ビスマス製剤
c 亜ヒ酸
d 金製剤
e ヒドロキシコバラミン
4 環境基本法に定められている公害に当てはまらないのはどれか。
a 大気汚染
b 悪臭
c 地盤沈下
d 騒音
e 酸性雨
5 大気汚染物質について正しいのはどれか。
a PM2.5は2.5μg以下の物質である。
b オゾンの基準値達成率は100%である。
c 光化学スモッグは冬の晴れた日に発生しやすい。
d peroxyacetyl nitrate(PAN)は光化学スモッグの二次物質である。
e ダイオキシン類の基準値達成率は0.1%である
6 通院者率と受療率について誤っているものはどれか。
a 通院者とは、病気やけがで病院や診療所、あんま・はり・きゅう・柔道整復師に通っている者をいい、人口千人に対する通院者数の割合を「通院者率」という。
b ある特定の日に疾病治療のために、すべての医療施設に入院あるいは通院、又は往診を受けた患者数と人口10万人との比率を「受療率」という。
c 通院者率は国民生活基礎調査で調べることができる。
d 受療率は患者調査で調べることができる。
e 通院者率、受療率ともに国民生活基礎調査、患者調査によって5年毎に調査される。
7 妊産婦労働者が事業主に対し請求できる措置と根拠法に関し、誤っているものはどれか。
a 時差出勤 ―男女雇用機会均等法
b 休憩時間の延長 ―労働基準法
c 時間外労働の制限 ―労働基準法
d 育児時間の確保 ―労働基準法
e 育児休業 ―育児・介護休業法]
8 合併症を有する患者の麻酔に関し、誤っているものはどれか。
a 気胸の既往 ―亜酸化窒素はブラを有する患者では使わない
b 喘息 ―セボフルランは使わない
c 糖尿病 ―手術当日の経口血糖降下薬を中止する
d 腎不全 ―カリウムを含む輸液製剤を避ける
e 肥満 ―挿管困難に備える
9 採血管の添加物について誤っているのはどれか。
a 凝固 ―クエン酸ナトリウム
b 血算 ―EDTA-2K
c 血糖 ―フッ化ナトリウム
d 動脈血ガス ―ワルファリンカリウム
10 室温保存してよい検体はどれか。2つ選べ。
a 尿
b 便
c 喀痰
d 血液
e 髄液
解答解説
1:b
小児で最も多いのはALL
ALLによく合併するのは?→髄膜白血病(YN血液「急性白血病総論」参照)
2:d
各種血液疾患の予後不良因子や重症度分類について整理しておく必要がある。
Ph染色体の核型をもっていると予後不良。
3:c
金属原子を含む薬剤を選択肢にまとめてみた。
亜ヒ酸はヒ素を含む、AMLの薬剤。eはビタミンB12のこと。(113D48参照)
4:e
公衆衛生に関する基本事項。七大公害を覚えておく必要がある。最も多いのは騒音。
5:d
PM2.5の単位は問われやすい(μm)。bとeは基準達成率が逆。光化学スモッグは夏の晴れた日の正午に起こりやすい。
(RB公衆衛生p581参照)
6:e
国民生活基礎調査、患者調査(→113F2)はともに3年に一回行われる。両者の違いについてまとめておく。
特に通院者数と受療率は混同しやすいのでよく覚えておく。患者調査では平均在院日数も計算することができる。
a,bの文言は厚生労働省のHPから引用。
7:b
女性労働者の関連法規についての難問。休憩時間の延長は男女雇用機会均等法(△労働基準法)を根拠に求めることができる。
8:b
合併症を有する患者の麻酔。
セボフルランは気管支拡張作用があるので、ぜんそく患者にはむしろ有利。(YN麻酔「各科手術の麻酔」参照)
9:d
必修問題の予想。採血管の添加物はどこかで出題されそうである。動脈血ガス用採血管にはヘパリンが入っている。101B86を参照。
(RB必修参照)
10:de
検体の保存方法に関しての問題。血液は一般的に無菌状態と考えられ、常温保存してよいとされる。髄液も常温保存。それ以外は冷蔵保存が原則
(RB必修参照)