1  乳がん検診について誤っているのはどれか。
a 40歳から始まる。
b 2年に一回行う。
c 超音波検査を行う。
d 自己検診の普及に努める。


2  乳癌の治療について誤っているものはどれか。
a LHRHアナログ    ―閉経前
bアロマターゼ阻害薬    ―閉経後
cオラパリブ        ―PARP阻害薬
dパルボシクリブ        ―CDK4/6阻害薬
eベバシズマブ        ―HER2阻害薬



3  騒音性難聴について誤っているものはどれか。2つ選べ。
a内耳性難聴である。
b高周波数で生じやすい。
c騒音曝露を中止すれば改善する。
d C5dipが特徴的。
e年に一回聴力検査を行う。




4  非電離放射線の健康影響について誤っているのはどれか。
a紫外線は電気性眼炎を生じる。
b赤外線は緑内障を生じる
cマイクロ波は深部発熱を生じる。
dレーザーは網膜火傷を生じる。


5  放射線業務従事者への健康診断として誤っているものはどれか。
a 根拠法は電離放射線障害防止規則である。
b 厚生労働省の所管である。
c 血液検査では白血球数の検査を行う。
d 診察では白内障、皮膚の異常を確認する
e 健康診断の記録は3年間保存しなければならない。

6  rt-PAを用いてよいのはどれか。
a 外傷によらない頭蓋内出血の既往
b 収縮期血圧170mmHg
c 血小板数8万/mm3
d血糖値 38mg/dL 
e PT-INR 1.9



7 40歳女性。ヘリオトロープ疹がみられる。血液検査でLD上昇。検査として誤っているものはどれか。
a 抗ARS抗体陽性のことがある。
b 抗Jo-1抗体陽性のことがある。
c 抗Mi-2抗体陽性なら悪性腫瘍を合併。
d 抗MDA5抗体陽性なら間質性肺炎を合併。
e 抗TIF1-γ抗体陽性なら悪性腫瘍を合併。


8  耳硬化症で誤っているのはどれか。
a 両側伝音性難聴を呈する。
b Carhart’s notchを認める。
c ゆっくり進行する。
d ツチ骨形成術を行う。

 


9  慢性骨髄性白血病で正しいものはどれか。
a 好塩基球が減少する。
b 好酸球が減少する。
c ビタミンB12が増加する。
d NAPスコアが上昇する。
e 血中尿酸値が減少する。


10  DICを合併した白血病患者。疑うのはどれか。
a AML
b ALL
c CML
d CLL

 

 

解答解説

1:c
超音波検査ではなくマンモグラフィ検査を行う。
 

2:e
ベバシズマブは抗VEGF抗体。乳癌の分子標的治療薬が続々と出ているので出題されそう。オラパリブ、パルボシクリブは新しい薬。

3:ce
半年に一回聴力検査を行う。

4:b
赤外線は白内障を生じる。
RB公衆衛生p541
参考:放射線防護の三原則
→距離+遮蔽+時間

5:e
健康診断の記録は30年間保存しなければならない。
RB公衆衛生p545
参考:奇形は確定的影響(→113 F39)⇔染色体異常は確率的影響

6:b
rt-PAの禁忌について覚えておく。
収縮期血圧が185より小さければrt-PAを用いてよい。
(YN脳神経 脳卒中治療薬)

7:c
PM/DMの自己抗体について。
抗Mi-2抗体陽性なら悪性腫瘍を合併しにくい。

 

8:d
国試過去問を元に出題。アブミ骨底と前庭窓の固着が原因であるため、伝音性難聴を生じる。(外リンパ瘻は感音性難聴)。耳硬化症に対しては、アブミ骨形成術を行う。
(RBマイナーS-55)

9:c
慢性骨髄性白血病では、白血球が破壊される過程でビタミンB12が上昇することが知られている。
D CMLの急性転化はNAPスコア↑となるのが特徴

10:a
AMLにDICを合併することが多い。抗癌剤治療に伴う白血病(治療関連白血病)も有名。
(97A3、 YN血液「急性白血病総論」参照)