ということで。
12月も最終盤に突入した。
仕事もひと段落し、こまごまとやるべきことは残ってはいるが、かなり落ち着いて年の瀬を迎えようとしている。
昨日、
少し早く帰ることができたので、家族でイルミネーションを観に行った。
もちろん、自分は小脇にカメラを抱え少し高揚した気持ちで向かった。家族との大事な時間ですか?それとも単なる趣味ですか?と問われると少しばかり答えるまでに時間がかかるのが現状だ。
愛する小学3年生の息子の小脇にはDSがあった。彼はそのゲーム機に内蔵のカメラで撮るつもりで向かったのだ
正直に言うと、彼は自分なんかよりも格段にカメラや絵ごころにセンスがあると思う。
彼自身にはそんな感覚はないのだが、フレームにおさめる画も奇抜ではなく落ち着いた素敵な構図で、なんていうか、毎月アホほどシャッターを切っている自分に恥ずかしさを覚える感覚だ。
息子を誇らしいと思う反面、くやしいとも思う、ビミョーな感覚だ。
帰宅後、お互いに撮った写真を2人で見比べていると
「父さんが撮ったもののほうがいいね」
と、画質的にいいものをいい写真と捉えているコメントを言ってくるので、それは腕ではなくカメラがいいのだと素直に言った。
すると
「じゃ、もっと練習してうまくなったら、父さんが持っているカメラをちょうだい!」
と言ってきた。
・・・・・♪
そうか、そうか。
父が持っているカメラがほしいのか。
息子のもつセンスは父として磨いてやらないといけない。彼が自ら望むのであれば出来る限りバックアップをしてやりたいと思い、「わかった。いつか、な」と伝え、これから彼と一緒に日々練習して彼の腕前を磨いていこうと誓い、ん?そうなったら、今使っているカメラを渡したら自分のはどうするかなー。と思案しつつ、そんなら自分のは新しいのを買わなくちゃねー。と開いていたPCでCanonのサイトを少し、ほんの少しだけ覗きつつ、なぜか無意識に半笑いになる口を閉じることに神経を尖らせたのだ。
いろいろと出かけることの多いこの年末年始に、愛する息子とともに、カメラの練習をして、できるだけ早く腕前を磨いてあげようと思うのだ。
ということなので・・・・・
31日から4日までお休みをいただきます。 ペコリ。
ということで。
それは子供のためですか?という話。