高校生クイズ2022がまともだった | おコダのエンタメについて語るとこ

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高校生クイズが今年からまたクイズ主体に戻ってました。

 

「高校生クイズ」の名を冠しながら、

物理・化学の知識ばっかり出る年や、

ひらめき力、発想力ばかり問われる年が続いてましたが、

今年はなぜかクイズメインに戻ってました。

東大王の高校生クイズ甲子園で

「高校生クイズには出ずに、クイズ甲子園に専念する」

と言っていた高校生もいたので、

硬派に戻って本当に良かったです。

 

1回戦は10問の正解速度を競うタイムトライアルでしたが、

10問目の多答クイズで3連続不正解で失格となる高校が続出。

9問目までは難読漢字や世界遺産に関する問題が必ず出るなど、

大体の傾向は同じようでしたが、

多答クイズの難易度が高校によって随分と違うのが気になりました。

回答順と問題内容は抽選で決まるとのことですが、

アフリカの国10個と歌舞伎十八番10個では難しさが違いすぎる。

松本深志の1人のエースに任せきった作戦が見事でした。

栄東はクイズ甲子園の常連校でもあり、

リーダーの笠井は東大王にゲスト出演したときも大活躍でしたが、

ギリギリ1回戦を突破していて、

相変わらず運の強さも持ってるなと思いました。

 

準々決勝は純粋なる早押し対決で良かったです。

QuizKnock山本も言ってたとおり、

勝負は紙一重のところで一瞬で決着するけど、

それまでにかけた努力の量は半端ない。

 

準決勝は超難問近似値クイズと

だいぶ昔の難問ばかりだった高校生クイズに急に寄せてきました。

最初のスキージャンプ台にバランスボールを転がして何m先に落ちるか

って問題は

「空気抵抗と摩擦でほとんど飛ばない」

という答えでそれはそうなんですが、拍子抜けしました。

準決勝は3問しかないのに、その1問をこれに使うのはなぁ。

2問目のフェルミ推定の問題なんかはいい問題だと思いました。

3問目は単純に1mでバウンドする高さに30mだから30をかけて

空気抵抗やバウンド時の摩擦の分を引けばよかったのでは?

(なので、2校とももっと大きい数字を書いてよかったと思う)

 

決勝のQuizKnock問題はふつーにわかった。

形容詞が4つ続くって時点で「あまおう」しかないんよ。

↓の動画の問題のほうが圧倒的に難しい。

 

 

ブラジルの国の形を書いてAIに採点させるとか

ミレーの落穂拾いをシュレッダーにかけた部分のみから当てさせるのとかは

問題として面白いと思いました。

 

あと今年から放送時間が9時からではなく、

7~9時になってトータルの放送時間が削られていて、

もったいないなーと感じました。

結構カットされていたシーンも多かったので、来年は3時間見たい。