もう 残された時間は 少ない姑ばーさま
いくら どう頑張っても
延命措置をしたからといって、その時間はたいして変わらないだろう。
避けれない人間の運命
しかも 老衰なのだろうから。
誰にも とめることはできない。
(画像ありなので 苦手な方は見ないでください)
5月3日
相変わらずの状態のばーさま。
足の先は だんだん紫色が濃くなって黒ずんできている。
少しずつ少しずつ・・・。
この微妙な化がわかるのは 病院スタッフ以外 私しかいないだろう。
手の指先も だんだん 青くなってきている。
口の中は 酸素マスクしてるために以前よりは見えないけど
オレンジ色とか赤色。
マスクをとると 口腔ケアされると思うのか すぐに口を閉じてしまう。
おそらく乾燥して舌を動かすとき 皮がめくれるんだろう。
数時間起きに目を覚まし、じっと見つめる。
眠っている時間は 話しかけても体をゆすっても反応しないので
気になっていた耳掃除をする。
意識がある時は イヤイヤをするためにできなくて放置していたんだけど
これだけ寝ていれば 大丈夫だろうと・・・。
もう 今更嫌がる事しなくても・・・って 思っていたんだけど
なんせ ばーさま 耳が聞こえなくて耳元で大きな声ださなきゃいけない人。
それが 詰まっていたら さすがにみんなの声聞こえないもんねー。
多少 イヤイヤしながらも 奥のほうまではせず
入り口付近だけ掃除・・・・
それでも ゴッソリ。
その後 すぐに介護士さんが体位移動に来てくれて・・・、
ばーさま 嫌な事連発。
終わったよって 言いながら 腕を触ると
渾身の力を振り絞って バシバシと殴り掛かるw (つもりの仕草)
まだ こんなに力が残ってるのね・・・って。
思わず 『おぉーーまだまだ 元気じゃん! 頑張れ頑張れ』
と 言ってしまう鬼嫁(笑)
清拭も 体位移動も 点滴も 声を振り絞って いや・・・って 言うらしい。
けど それももうたまにしか言わない。
5月4日
足元に 湯たんぽをしてもらっていた。
冷たくなっていた足先は 温かくて 色も前日と変わっていない。
耳元で 話しかけた時 匂いがした。
看護師さんに 『今までと違う匂いが・・・・。』というと
神妙な顔で 無言でうなづく。
もしかして これが 『その時のサイン』なのかしら?
胸に聴診器を当てるとき ふとみると
胸にも 紫斑ができはじめている。
紫斑? 毛細血管が切れて幅広く内出血してる感じ?
体中に その時のサイン が 出始めている。
今まで タンが絡むことが少なかったけど
タンが絡んで あーーーあーーーーと 声を出す。
口の中の奥の方が真っ赤。
指で入るくらいのところまでは 口腔ケアティッシュやゼリーで
潤わしていたけど、奥の方まではできなかった。
粘膜がはがれて出血して 固まっているみたい。
何度か吸引するけど すぐにあーーーあーーーと言い始め
ゴロゴロとタンが絡んでくる。
呼吸が苦しそうで 浅く早くなってる。
じーーっと 見つめながら はぁーー はぁーーーって
いう ばーさまに
『しんどいねー、苦しいね』 と いうと うなづく。
今まで こんなに苦しそうな状態を見たことがなく・・・。
無理して 点滴を続けて
苦しい思いが だんだんひどくなっているだけだなぁと
『ばーちゃん、 もう しんどいから点滴終わりにする?』
って 聞くと ゆっくりうなづく。
わかって返事してるのだろうか。
どっちみち、今のルートが使えなくなったら点滴は難しいだろう。
よく頑張ったね。
看護師さんに もう嫌がったら点滴は 無理しないでください。
と 伝えて帰った。
ばーさまに対しては 黒い自分が消せなくて
ずっと 冷静な態度で 看てきたけれど。
苦しそうな姿を見ると
25年前に 他界した 母の最期が鮮明によみがえり
苦しくてたまらない気持ちになった。

