Professional Designer! -6ページ目

モノクロチェック

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モノクロチェック
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デザインをチェックする方法の1つに
モノクロチェックというものがあります。

これは、フルカラーで制作しているものを1度モノクロで出力して、
バランスをチェックするという方法です。


カラーではなく、モノクロで見た方が確認しやすい要素がいくつかあるのです。


その1つが文字の視認性です。
すでに前述しましたが、文字の視認性は、
背景と文字との明度差の関係が要因となります。
モノクロで見てみたときに読みづらい文字があれば、
それは明度差が小さすぎるということですので、修正する必要があります。


もう1つも明度が関係していることです。
デザインを形作る1つ1つの要素には「重さ」というものが存在します。
これは、「明度が低いもの=重い」という図式で成り立ちます。
この、1つ1つの要素の重さで、うまくバランスをとることが重要なのです。

例えば、紙面の右側にやたらと重いもの(明度が低いもの)ばかりが
並んでいると、そのデザインはバランスが悪いものに見えるわけです。

そのバランスをチェックするのに、モノクロプリントは有効なんですね。
ただし、紙面の中で情報をカテゴライズしていく上で、どうしても
どこかに重いものが偏る場合は仕方がありません。

というかその場合は、「狙ってやっていること」ですので、
案外偏りがあっても気にならないんですね。無意味な偏りはダメですよ
ということです。

また、プリントしたものを逆さまにして見るという方法もあります。
レイアウトを上下逆さまにして見ると、
デザイン要素の文章や絵柄の内容に気を取られることなく、
全体のバランスの悪い部分を見つけやすくなります。

デザインチェック

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デザインチェック
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自分が作ったものをチェックする方法はいくつかあります。
次回から、その方法を具体的に解説していきます。

まず1 つ言えることは、「自分は全く信用できない」ということです。
ちゃんと作っているつもりなのに、誤字脱字があったり、
「最高のものができた!」と思っても、デザインチェックをすると
色やレイアウトのバランスが崩れていたり…。

デザインチェックは、作品のクオリティを上げるための必須の作業と言えます。

階調はできるだけ保護

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階調はできるだけ保護
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画像データで最も重要なのは「階調」です。
階調とは、色合いの濃淡のことで、豊富なほど写真に深みが出ます。
奥行きや質感がある写真になります。

階調の様子は、レベル補正のダイアログボックスで確認できます。
ヒストグラムと呼ばれる階調の分布をグラフ化したものです。
グラフの密度が高く、なだらかな曲線を描いている状態が、
階調が十分にあるという状態です。


しかし、コンピュータ上の画像補正というのは、
やればやるほど階調を失っていく作業なのです。
写真をよりよく見せるために補正は必要ですが、
やりすぎると写真そのものの階調が失われて
どうしようもない画像になってしまうんですね。


階調をできるだけ失わずに補正する方法としては、次のようなものがあります。


●16bitや32bitカラーに変換し、補正が完了したら8bitカラーに戻す
階調を失う代表的な機能は、Photoshopのフィルタ機能や、
自動レベル補正などの機能です。
機能適用後は、ヒストグラムに隙間ができます。
これは階調の抜けを意味します。
この、抜けをできるだけ抑えるために、
まず画像を16bitもしくは32bitカラーに変換します。
(データサイズは大きくなる)
その上で、補正をしていって、補正ができたところで
画像を8bitカラーに戻すのです。
そうすることによって、階調の抜けは最小限に抑えることができます。



●調整レイヤーを使って補正をする
画像を補正する際、[イメージ]から[色調補正]に入って
元の画像に直接補正をするのではなく、調整レイヤーを使います。
これは、[色調補正]に含まれる機能をレイヤーによって適用させる機能です。
元画像には補正はしないので、階調には傷ひとつつけず補正していけます。
補正ができたところで画像を統合するという方法です。