小学5年生に進級した。
担任の先生はとても厳しかった。
宿題で「調べ学習」という名の、テーマは自由という課題があった。
自分が疑問に思うテーマを調べ上げる。
今と違って、インターネットの無い頃だったので、
図書館に行って調べたり、
自宅にある百科事典で調べたりしたものだ。
これが当時の私にはとてもツボにはまった。
図や表を抜粋して色々とノートを工夫して書くのがとても楽しかった事を覚えている。
こんなにも夢中になってやれたのは、
良いテーマや、ノートの作成が工夫されている子を
必ず毎日、先生がみんなの前で発表してくれるのを楽しみにしていたからだ。
同じ子ばかりではなく、
テーマも色々で、タイプのノートを見るのが楽しかった。
今の小学5年生と言えば、
お受験組はそんな時間がもったいないと思うかもしれない。
自我が芽生え、一生懸命になって、自分なりの工夫をし始める年齢。
それは5・6年の小学高学年位が熟してくるのではないだろうか。
自分で工夫をして人に認めてもらう事で
自分の存在価値を感じられた。
4年生の時に感じられた、
私だからできるという感覚に加え、
少しずつ自信を身に着けてきたように思う。
親以外の人に認めてもらえる事は
子供にとって、大きな成長につながるのだと
自分を振り返ってみても思うのだ。