本日もご訪問いただきありがとうございます。
午前中は、レンタル教材の申し込みがあり、その発送作業をしていました。
お昼は、札幌の西山ラーメン。
今日は、午後から吉田山荘で源氏物語の会でした。早川先生と一緒に写真を・・・
先生は季節の合わせた、菊の文様のお着物を・・・着物の柄は刺繍にもなっていてとっても素敵!
今日の源氏物語の会は、第6段の末摘花(すえつむはな)から・・・・
光源氏の妻(葵の上)の兄(頭中将)と光源氏は仲良しでもあり、ライバルでもありました。宮中からの帰り道、光源氏のあとをつけた頭中将は、彼が、常陸宮の姫君(身分は申し分のない姫君)の邸へ行くのを見かけ、彼よりも先に彼女を自分のものにしようと競い合った。光源氏も負けたくないと焦って、ついに彼女の邸に忍び込んで関係を持った。
しかし、雪の明かりで見えた彼女の顔形姿は、美しいものとは言いがたい姿であった。鼻が赤く→紅い花→紅花→末摘花(紅花の別名)。かえって姫が哀れに思えて、他の男性は誰も相手にしないだろうと、これから先もずっと後見してゆこうと考えた。
次は、七段の紅葉賀。朱雀院への行幸は、後宮のお后方(藤壺)は見られないので、その舞楽の予行演習を見れるようになさいました。そこでは、頭中将と光源氏が青海波を舞いました。源氏の君のお顔や舞いはこの世のものとは思われないほどの素晴しさでございました。その後、藤壺の宮は、呆れるほど光源氏にそっくりな皇子を出産しました。帝もとてもお喜びになって、藤壺を中宮になさいました。
そして、最後は、第八段の花宴(はなのえん)。春、帝の邸で桜の宴が開かれました。源氏は舞を舞い、詩を披露しました。宴が果てた夜更け、源氏の君は、恋しい藤壺に会えないだろうかと歩いてみるのですが、藤壺の宮あたりはきっちりと鍵がかけられていました。その時、たいそう美しい声で、「朧月夜に似るものぞなき」と口ずさみ歩いて来る女に出会い、彼女と一夜を共にします。実はこの姫君は右大臣の六番目の姫君でまもなく東宮への入内が決まって入る方でした。この二人の関係は、在原業平と高子との関係にも似ているものだった。(今日も2時間、時間を忘れるほど、たくさんのお話をうかがいました)
吉田山荘の紅葉は益々美しくなっていました。
本日の装いです。シルバーホワイトの縮緬の袷の着物に、染織家山本由紀さん作の紫地の辻が花の帯を締めて・・・
帯が紫ですので、ツイリーも薄紫系で・・・
帯周りは、帯揚げは光沢のある淡い鼠色、帯締めは白地に中心に銀色の線の入った三分紐。
溢れるほどの説明で、早川先生の教えてくださる源氏物語は本当に興味深いです。
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