本日もご訪問いただきありがとうございます。
今日は、通常のブログではなく、私の人生を変えた大事な大事な先生との思い出を綴ります。この写真は5年前に京都で開催した私のライフワークの研修会の時のものですが、この先生との出会いは、もう20年以上も前のことになります。
20年以上前のある日、大変な素行不良の生徒の現状に行き詰ったこの先生(当時中学校の校長先生)が、私が勤務していた大学を訪問され、私に子ども達への授業を依頼されました。それまで、そのような授業の経験がなかったので、何度もお断りしたのですが、先生は諦めません。切々と子ども達の話を続けること4時間、ついに私も、何ができるかわかりませんが、校長先生と一緒に全力で子どもに寄り添いましょう。ということになりました。
あの時依頼、その先生と一緒に崖っぷちにいる生徒たちの教育に力を注いできました。研修会でも、このように、参加した先生方に、たくさんのアドバイスをくださいました。
その先生が、なんと昨年、余命1年と宣告されました。それでも、わしはまだまだ大丈夫じゃけーと言って、京都に奥様と一緒に遊びに来てくれました。
そして、私たちと一緒にこれまでのこと、先生が教えた生徒さんたちの思い出、いろんなお話をたくさんしてくださいました。医者は余命1年と言いましたが、どうかどうか奇跡が起こって、何年も何年も長生きできますようにとお話してお別れしました。
その先生が、一昨日お亡くなりになりました。先生のご冥福を心よりお祈りいたします。そして先生の熱い想いを、私たちが繋いでまいります。
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