本日もご訪問いただきありがとうございます。
この写真は数年前のちょうど今頃のものです。
その日は、まもなく日本を離れる彼女と和菓子を食べに行こうと・・
京都の花街祇園の一角、江戸時代から続く京菓子老舗「鍵善良房」の支店、
ZEN CAFÉへ向かいました。
和菓子屋さんとは思えないとってもモダンな建物。
いつもはながーい行列のお店ですが、その日は行列はありませんでした。
入り口には素敵なお花が飾られて・・・
お店の奥の一番好きなコーナーの4人席へ・・・
早速メニューの写真を見ながら、御菓子の説明をして、どれにしようか迷います。
さんざん迷った挙句、イエメンの留学生と夫は、このお店の一番人気昔から有名なくず餅を、私はくず餅にも魅かれながら、生菓子の魅力に負けて、紫陽花の生菓子に・・・
私は、ほうじ茶と雨に濡れた紫陽花の「雨上がり」という生菓子を・・・
中は私の好きな白餡です。
夫は、くず餅とコーヒー、イエメンの学生はくず餅とお煎茶。
途中、激しく雨が降りましたが、雨が上がるまでゆっくりまって、最高の和菓子を最高の和モダンの空間でいただいて、最高の時間を過ごすことができました。
たまたまなのか、お客は私たち3人だけでした。
さて、その日の装いです。
とても蒸し暑い日でしたので、生地に凹凸のある白地の小千谷縮みに墨で疋田くずしの染めの夏単衣に白地にベージュ雲母染めの帯締めて。
帯周りは、帯揚げは濃紺から白のグラデの濃い部分、帯〆は濃紺と白の上下二段で、着物や帯も含めてシンプルな白黒コーデに!
今はもう海外に行ってしまった元学生との懐かしい思い出です。
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