京都の岡崎に現代美術家の村上隆さんがプロデュースする人気陶芸家、村田 森(しん)さんの器のお店「となりの村田」があります。閉まっていることが多かったお店ですが、その日は開いていたので、思わず店内に入りました。
https://www.instagram.com/tonari_no_murata/
奥様の森田芙佐子さんと一緒に・・・
二十四節気シリーズの各節気ごとにフォーカスして、「となりの村田」はオープンしているそうです。最近は、毎週末オープンしていらっしゃるとか・・
その日は、夏の節気第二番目の『小満』、
秋にまいた種が実るのを見てホッと「小さく満足する」気持ちから「小満」と呼ぶようになったと言われています。
気候も安定し、太陽の光を浴びて植物がすくすく育ち、あらゆる生命が満ちてゆく時期です。「小満」の器にも生き生きとした植物が器に描かれ、形取られています。
となりの村田では『小満展』を開催していらっしゃいました。
壁には、夏の節気が筆で書かれていました。
そして、店内には、小満展にふさわしい様々な器が並べられて・・・優しく繊細な絵付けの動物や魚を描いた器もありました。
奥の中庭の見える展示スペースがとっても素敵でした。
こんな風に壁の凹みにもぴったりの器にお花が・・・
美術館とは異なる、とっても心安らぐ、そして器の美しさが引き立つほっこり空間です。
いろんなおしゃべりをしていたら、李朝の壷の話から、共通の知人がいたりしてびっくりしました。
タニウツギの花がとっても素敵に活けられてました。
なんと村田さんは韓国・務安(ムアン)での作陶していらしたそうで、その時の本を購入して帰りました。とっても美しい器のあるおススメのお店です。
その日の装いは、白地にシャープな墨流しの着物に白い帯にブルーの帯揚げとブルーの帯〆で・・・