慰霊祭 | 母さんの修行記録

母さんの修行記録

2016年8月5日
新米警察官の息子が職務中に交通事故に遭い二日後に中枢神経障害は不可逆(脳死)と宣告されました。
2018年8月6日事故から2年間頑張り抜いて静かに身体を手放しました。

コロナ禍で
開催の決定が遅くなった
慰霊祭の案内が届きました






悩んでいます




本音を言えば
あんな辛い時間はもう嫌です






ただね





あの子が警察官として
汗と涙を流した時間を忘れない為に
愛しい名前のプレートを撫でたいのです
一輪の花を手向けて
あのプレートをこの手で撫でたい





それだけ





できないかな‥







今日はコロナ禍で初めて映画を観てきました



観たいんだよね
って言ったら「俺も観たい!」で即決









こんな描写要らないんじゃない?
思うようなところもありました





涙は何度も何度‥





終わってから
なかなか皆さん席を立ちません
動き出しても静かでした





(私も夫もキツ過ぎた場面があり
自死遺族の方にはお勧めしません)





それでも





生き辛さを感じている人
大切な人が生きづらい苦しみを抱えている方へ




自分らしく生きていいんだよ




そんなエールにも感じました
(あくまでも私の感想です)




幸せ
不幸せ




それはどんな最期かではなく
どう生きたか




私には身体を手放したその瞬間が
とても幸せな笑顔に見えました









草彅剛さん
凄い俳優さんです!
新人の服部樹咲さん
素晴らしいです!
水川あさみさん
上手いです!







どうも気持ちが塞ぎ込んだままでね
早くこの世から退散したいと思う毎日





ダメですね
まだまだ私はこの世で修行しなくちゃね





頑張ります