春の峰入りセミナー 感想とその風景、1 | 沖道ヨガ九州のブログ

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ヨガを日本に紹介したレジェンドである沖正弘師の大切な教えを守り、これから現代の生き方をヨガを通して考え実践していく、楽しい会です。

峰入りセミナーに初めて参加させていただきました。

今年は7回目ということで、富貴寺副住職の先達のもと、13名の参加者と共に歩きました。比較的平坦な道ではありましたが、辺りには奇岩奇峰が連なり、多くの修行者らが、悟りの境地を求めて行を重ねてきた場所に身を置くことが出来てとても感慨深かったです。

 

 

富貴寺の宿坊「ふきのとう」で、手打ちソバをいただいた後、蛭子谷に車で移動し、山王社と行者窟を訪ね、下山した後今蛭子社と霊仙寺を参拝しました。

富貴寺に戻ると、温泉で疲れをとり、地元のお野菜中心の食事をいただきました。お腹も満たされた後セミナーに入り、首藤会長から山岳信仰、神仏習合等のお話を伺いました。この地で聴くことは本当に意義があると感じました。最後はペアで身体をほぐして眠りにつきました。

 

 

二日目はまだ肌寒い早朝に起き、霊気をひしひしと感じながら、国宝富貴寺大堂の前で体操と清掃を行いました。とても清々しく貴重な体験でした。最後は池田先生の修正呼吸体操、目の体操と腰背痛のヨガで、日頃とはまた違った学びがありました。

 

 

国東の春風とともに自然に流れて行くようなプログラムも、今回の参加者のエネルギーと、このセミナーならではのような気がします。

いつもは違う場所で、違う生活をしているそれぞれが、同じ志を持ち、この土地に集まり日常をリセットして、土地の力もいただいてまた新しい自分になって戻っていく。そんな二日間でした。

 

 

私個人的には、四年前に亡くなった夫と訪ねた場所も多く、ちょっと、胸がキュンとする思いもありましたが、一人になってもこうして、また笑顔で仲間の人達と過ごすことが出来て、感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとうございました。

大分 上野京子さん