知人の話し！と脂肪酸の話し⁉️
紙で特殊な処理して籠を創作してる方からの話です。
大きな立派でカッコイイオリジナルな鞄を作成し納品するとクレームが来ました。『臭くて使えない』嗅ぐと確かに適切で無いかもしれませんが、金属加工の町工場の油臭い感じのようです。
これは油が酸化した匂いです。
ニスで仕上げするのは簡単ですが 自然材料を選択して身体に良いと言われるオメガ3の亜麻仁油でコーテングしたのが原因でした。
亜麻仁油(オメガ3)は、光と熱に弱く酸化しやすいという特徴があります。
それで酸化した変な油の匂いがしました。
それで 植物油でオメガ3以外の油を具体的にお話ししました｡
⭕️因みにオメガ3とオメガ6の脂肪酸は身体にとってとても大事ですがその役割は
オメガ６とオメガ３は、体内で対抗するように働きます。
オメガ６は、血液を凝固させたり、体内の炎症を促進したりする働きがあり、オメガ３は、血液を固まりにくくしたり、炎症を抑えたりする働きがあります｡
最近日本人の現状はおよそ５：１という比率で、オメガ６がだいぶ多くなっているのです。
オメガ６とオメガ３の比率は２：１がベストと言われています。
🟣おきやま鍼灸接骨院ではファスティングマイスターの資格で健康的なファスティング(酵素使った断食指導)も行っています。
◎ 脂肪酸とは？
「脂肪酸」は「脂質」の主要な構成要素で、脂肪酸が他の様々な形体の物質と結びつくことで脂質を形成しています。脂肪および脂肪酸は体内で下記のような働きをする為、人の健康にとって欠かせない存在であると言えます。
・ 活動のエネルギー源（カロリー）
・ 人体の細胞膜、ホルモン、核膜などを構成
・ 皮下脂肪として臓器や外部刺激（寒さや物理刺激）からの保護（バリア機能）
・ 脂溶性ビタミン（ビタミンA・D・E・K）の吸収促進
◎ 脂肪酸の種類
脂肪酸は大きく分けて下記の4つの分類に分けることができます。
①「飽和脂肪酸」: エネルギーとして使われやすく、体内で合成できる脂肪酸
・ 肉、乳製品（牛乳、バター）卵黄、チョコレート、ココナッツ、パーム油などに多く含まれる｡
・ ステアリン酸、パルミチン酸、アラキジン酸など｡
② オメガ9系脂肪酸
比較的エネルギーとして使われにくく、常温で液体の脂肪酸
・ 物質として不安定
・ オリーブオイル、菜種油、アボカド、タラ肝油、イワシ油などに多く含まれる
・ オレイン酸、ミリストレイン酸、エイコセン酸など
③ オメガ3系、オメガ6系脂肪酸。
オメガ3脂肪酸は、・魚介由来のDHA、EPA｡
・またαリノレン酸を含む、エゴマや亜麻種子などの植物油に含まれ、
栄養学では健康のために意識して摂るべき必須脂肪酸
の3つの成分に分けられます。
エゴマや亜麻種子などの植物油に含まれているα-リノレン酸などの脂肪酸の総称をいいます。 栄養学では健康のために意識して摂るべき必須脂肪酸
そしてαリノレン酸を含む食べ物といえば、くるみ、アマニ、エゴマなど、
DHA・EPAはイワシやサバなどのいわゆる青魚から多く抽出されます。
体内で合成できない必須脂肪酸を含む
・ 物質として不安定
・ 魚油（青魚）、植物油（トウモロコシ油・大豆油・サラダ油等）、クルミ、えごまなどに多く含まれる
・ リノール酸、ドコサヘキサエン酸（DHA）、エイコペンタエン酸（EPA）など
オメガ3脂肪酸であるEPAとDHAは、サケ、マグロ、マスなど脂の多い魚や、カニ、ムール貝、カキなどの貝類に含まれています。
アブラナ油や大豆油といった一部の植物油などの他の食品には、ALA（アルファリノレン酸）という別の種類のオメガ3脂肪酸が含まれます。
また、オメガ3脂肪酸はサプリメント（栄養補助食品）でも利用することができ、EPAやDHAを含有する魚油、ALAを含有する亜麻仁油などがあります。
オメガ6脂肪酸は 大豆油 紅花油 コーン油 サラダ油 など
トランス脂肪酸」
・ 植物油を高温にする過程などで生成される脂肪酸
・ 健康に対するマイナス面が報告されている
・ マーガリン、ショートニング、加工油脂などに含まれる可能性がある
トランス脂肪酸は善玉（HDL）コレステロールを減らし、悪玉（LDL）コレステロールを増やすため、多く摂取した場合は、心臓疾患などのリスクが高まると言われています。
これら脂の特性を知り生活に活かしましょう。
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_eikyou/trans_eikyou.html