オードリー・ヘップバーンの大好きな言葉、
「I believe in Pink」。
I believe in pink.
I believe that laughing is the best calorie burner.
I believe in kissing, kissing a lot.
I believe in being strong
when everything seems to be going wrong.
I believe that happy girls are the prettiest girls.
I believe that tomorrow is another day
and I believe in miracles.
素敵な女の子賛歌であり応援歌ですが、2ライン目からは誰にとっても真実。
2ライン目の「笑うことは最強のカロリー燃焼」は、幸せホルモンのひとつであるオキシトシンが脂肪を燃やす脳内神経路があることを彷彿させます。
幸せホルモンはセロトニンが馴染み深いかと思いますがその他にふたつあり、ひとつはドーパミン、そしてオキシトシンの三つです。
セロトニンの材料はトリプトファンと呼ばれる必須アミノ酸で、食物摂取からも増やせます。
以前のエントリにも書きましたが、一緒にビタミンB6を摂るとセロトニンの合成をより効果的に助けます。
オキシトシンは愛情ホルモン、抱擁ホルモンなどと言われるように、 他個体との関わり合いなどで脳内、または血中に放出されます。
脳内に放出されたオキシトシンにはエネルギー消費量を上げ、体温を上昇させる作用もあり。
交感神経を活性化させて脂肪組織における熱の産生を増加させ、代謝を上げて脂肪燃焼に繋がります。
そして面白いことに、ストレスホルモンでもあるのです。
ストレスを感じると反応として脳下垂体がオキシトシンを放出する。
すると脳には人間のファンダメンタルな特性として周りに助けを求める、繋がろうとする指令が出て、生体的には心血管系を守ろうと血管が緩和される働きが起きます。
天然の抗炎症剤として働き、オキシトシンの受容体がある心臓を強くするのです。
健康心理学者のケリー・マクゴニカル氏のTEDでの講演で、オキシトシンがどう働くのか分かりやすく語られています。
10年まえの講演なので古くなっている情報もあるかも知れませんが、ストレスをどう捉えるか、という切り口から聴いても面白いので、ご興味あればぜひ。
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