今まで出会った大好きな先生たちのお一人、Maryの最初の子は autism で、彼女は息子をそういった児童たちに適した良い環境を用意する学校に入れるためNJに引っ越し、安くはない学費の援助を募るパーティーを開きました。

 

今から17年くらい前の話です。

 

彼女の家族による美味しい手作りの軽食と、劇作家であるパートナーのユーモアあふれるスピーチやバンド演奏などに集まった人たちは、私のような彼女の生徒と学校関係者はどちらかと言えば少数派で、優秀なプログラマーでアーティストであるMaryの仕事仲間と友人たちがわんさか。

その中にはMary一家が住む家の大家さんもいて、ビールを片手にあちこちのグループを歩き回りながら、寄付のお願いをしていました。

 

その、英語の autism という言葉を知らなかった私は日本語で自閉症のことなのだと分かった時、その特性を持つ人々とは引きこもって心を閉ざし他者との関りを拒絶する、といった理解をしていたと思います。

 

ですが彼女の息子は人から隠れているわけではなく、むしろ天使のような笑顔をこちらに向けてくれる男の子だったので、私は"autism"と"自閉症"というふたつの言葉をリンクできずに困惑したのです。

 

今はもっと周知が進んでいる autism/自閉症ですが、まだまだ理解は得られていない、当事者たちにとっては困難に対峙することも多いでしょう。

 

今日は「世界自閉症啓発デー」。

 

10年前に13歳だった、まさに当事者である作家の東田直樹氏が自分のことを書いたエッセーを原作にしたドキュメンタリー、「僕が跳びはねる理由」も本日から公開です。

 

福岡でも上映しているので、久しぶりに映画館へ行くつもり。

とても楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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