SDJはドクターはもちろん、セラピスト、マネージメントからキッチン、クリーニング、牛や畑の世話と、全てのスタッフがそれぞれの仕事をしっかりとこなしていて素晴らしいです。


自分の仕事を心を込めてやり遂げる姿はいつ見ても心に響き、感謝の念が湧いてきます。 トリートメントの施術を施してくれるのは美しい揃いの制服を着たセラピストたち。男性も3人くらいいるのですが、女性は女性のセラピストが付くので、彼女たちに毎日スッポンポンでお世話になっています。
 
 
 
毎日のお祈りのために神さまのレイを作る。
 
 
セラピストの仕事は多様で、患者の施術を始め、午後のフレイバー湯を部屋へ届けたり、数日おきのベッドメイキング、毎日の夕方のプージャのための花のレイ作りなど忙しく立ち回っています。
朝出勤してくると直ぐに、施設内の中庭のハーブを摘んでいる人もいます。
 

ほとんど全員が前の夏に出会った面々。特に前回担当してくれたジャニキが初日の薬を部屋に届けてくれるとタイムラグが吹っ飛びました。

あまり笑わない人だという印象が間違っていたかと思うくらい、満面の微笑みが嬉しく眩しい。

 

 

 

 
レイ作りのために毎日花摘みをする。
 

 

ジャニキが前に話してくれたのは、なぜSDJのセラピストになったのかでした。

 

彼女の家は父親が亡くなって後、経済的に困窮してしまったそうです。家計を助ける為なのかは分かりませんが、そうしてジャニキが結婚したお相手がSDJ創立者であるプージャ・スワミジの信奉者で、セラピストの仕事をしてご奉仕しなさいと、養成学校の費用を出してくれたそうです。

インドでは少女たちが搾取され、悲惨な目に遭っているということもよく耳にします。

実際3日前からお隣になったフランスからのドミニクは、息子さんがそういった少女たちを救う活動をしているボンベイにある団体にボランティアで来ているそうです。

それとは別に、インドにはこういった面もあるのです。

セラピストたちはみんな揃いの制服なので、普段の生活を想像できませんが、若く見えているけれど多くが3人くらい子供がいる母親です。少女のような顔の額の髪の生え際に飾られたビンディは、既婚の証し。足指のリングもです。

そういったインドの慣習を、ドクターの一人はセキュリティと表現しました。なるほど、既婚者と分かればお互いにリスペクトするということでしょうか。

でも目印があるのは女性だけのようですけれど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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