年末に大きなユーカリの枝を手に入れましたが、近所のお花屋さんが入荷すると電話をくれます。
クリスマス、年始とスタジオの浄化をしてくれた大きな枝を手ごろな長さに切り、御年始として生徒さんたちに配っています。
というのも、古くからオーストラリア先住民アボリジニの生活に欠かせないユーカリは、魔除けにも使われてきました。
お家で気になる場所がある、と言っていた受講生さんにもホワイトセージと一緒にお渡ししましたが、状況が変化しているようで何よりです。
乾燥した、大きな葉のユーカリの小枝で作ったイージー・リース。
その中でセージのキャンドルを炊くと、浄化力倍増ですな。
ユーカリの種類は500以上に及び、その精油には去痰作用、殺菌と抗ウイルス、抗ダニ作用があり、肺結核を治癒したり、血糖値を下げる効力もあります。アポリジニたちはユーカリの葉で傷を癒合するそうです。
高い除菌効果はインフルエンザにも有効です。効能を知っていた担任教師が、ユーカリの精油を浸み込ませたものを教室の四隅に置いていたら、インフルエンザ流行中そのクラスだけ学級閉鎖にならなかった、という話を聞きました。
ユーカリの木を伐採するとマラリアなどが流行するのは、その突出した除菌効果の高さを裏づけています。
ですが、根から有毒物質を分泌するゆえに周辺の植物の成長を抑制する、というのは面白いですね。
毒があるから、薬にもなる、ということです。
先日また花屋さんから連絡をいただいたので見に行ったら、赤色の茎に大きな丸い葉で、また違った趣です。太めの枝も柔らかいので、前から作ってみたかったリースにしてみました。
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