「食事瞑想」の日はいつも晴れるな、と思っていましたら、昨日も明るい日差しのお天気でした。


scentflower



今回ご参加のみなさんは全員が深い瞑想に入られていたご様子で、集中を促す誘導は極力控えました。通算5回目になろうかという常連の方と、初めてご参加する方々も、いろいろな気づきと感想を話していただきました。

     インドのシバナンダのアシュラムで、最終日に感じた感覚が蘇り、感動しました。

     リラックスできました。普段は休もうと思っても、眉間周りが固くなっている。それが柔らかくなった。

     食物に関わる人たち、それを育て、運び、お料理してくれる人たちの事を考えた。

     感覚が立ち上がり、味覚が敏感になっていた。

     普段の自分の早食いに気がつきました。



seat



瞑想中の感情の話になった流れで、毎週木曜日の「瞑想ラージャ」クラスにいらしている受講生さんは、前日夜の瞑想で静になった自分の時間と、次の日の仕事の時間とのギャップが大きすぎて、例えば会話をしている相手に引っ張られるように感じる、と言っていました。

瞑想的に仕事をすることもできます。外に向いている意識を、内側に向けるように心がけてみましょう。自分を含めての環境と状況を、少し引いて、観察するように眺めます。相手と時間間隔がずれている、と感じてもそれはそれとしてただ感じるだけにしておきます。
例えば極度に緊張している状態が続いている人は、集中力が散漫になります。そうなると人の話がしっかり耳に入らず、業務上の連絡や説明を聞きのがします。そのためにミスや失敗が多くなり、緊張しているのになぜミスするのだろうと、自分を責めたり委縮してしまい、さらなる悪循環に陥りやすくなるのです。



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鮮やかで、心のこもった弘子先生のお食事。
今年一年、毎回ご丁寧なお料理を、どうもありがとうございました。


私たちは、意識をしないと力を抜けない生きものです。力が入っていると気づかない程になってしまうと、不調を伝える、せっかくの体からの信号も見過ごしてしまいます。まずは前のめりになっている肩周りをすっと後ろに引いて、背筋をお腹から伸ばしてみます。
そして胸を膨らまsながら、一息柔らかい吸う息。それを今度は長~い吐く息で、全部出していきましょう。



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