最近はモロヘイヤやつるむらさきもたくさんマーケットに並んでいて、ヌルヌル系のお料理を楽しんでいますが、カンダバーを初めて買ってみました。
ハートの形をしたカンダバーの葉。
まずはカンダバーとは何だろうとネット検索しましたら、「カズラの葉」「芋の葉」などと呼ばれる、お芋(甘藷)の葉のようです。沖縄ではお粥(ジューシー)に入れるのが定番です。さて、どうやって食べたらいいかなと、bio cafe 清流舎の弘子先生に聞いてみたら、熱を通すとヌメリが出るので、ナムルにしたら美味しいよ、と教えていただきました。ポリフェノールがたくさんだからね、生で食べると栄養価も高いさね、とも。島野菜は特にビタミンCが豊富なものが多いですが、カンダバーもビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCと、ポリフェノール以外にもビタミンがたっぷりですね。初カンダバー、ナムルを作り、島豆腐の白和えにしました。
島豆腐も、沖縄で初めて食べたもののひとつ。
お豆腐はもう島豆腐じゃないとダメ、というくらい気に入っています。
ナムルはごま油、お醤油、ラー油と紅茶キノコで和え、美味しくいただきましたが、白和えにすると、タヒニと白ごまがたっぷりと、クミンも入った中で存在感が消えてしまったよう。やはり島豆腐の白和えは、あの力強い苦さの苦菜が合っているんだと納得しました。
おまけで本日の昼食。秋茄子そばパスタです。国境なき料理団・湯島食堂のレシピをアレンジしました。ちゃんぷる~市場にて、重たくてぷっくりして美味しそうだと思って買った秋茄子、やはりとても美味でした。
湯島食堂主催の本道佳子氏の料理本を読んで、ちょっと反省しました。この茄子は一本は皮をむいて塩を振ってから、柔らかくなるまで炒めてペースト状にします。もう一本は角切りにして炒め、お醤油を振ります。それを日本そばにソースとしてかけて食べるのです。パートナーがお蕎麦をつゆなしで食べるのは好みじゃないだろうな、と思ったので自家製麺つゆを少しかけてアレンジしましたが、茄子の味が引き立つ濃厚なソースです。
もう少しの手間をかけるだけで俄然美味しくなる。その手間とは、愛情でもあります。命をいただく食材と、食べてもらう方や自分への。
美味しいものを、いただこう。
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