連日30度を越している沖縄です。先週からの熱波で、お昼のクラスが閑散としています。暑い時にはパワーヨガ!と思うのですが、これだけ気温が高いと腰も重たくなりますね。夕方からいらしてくれる受講生さん達とも、今年の夏は暑すぎですね、と話しています。

2日前の午前中ですが、台所で調理をしていてちょっと軽い眩暈を感じました。そのまま作業を続けていたら、右脳を手のひらで掴まれているような圧迫感を感じだし、少しふらつきます。なぜか冷やした方がいいのではと思ったので、冷えた熱とり枕を頭にあてて横になりました。すると手足にじわじわと軽い痺れのような感覚が広がります。気持ちがいい感覚なのですが、なんだか、とてもよくないのでは、と思い、近所にある脳神経科に連れて行ってもらいました。CTスキャンも撮り、出血などの脳の異常はないとのことですが、軽い熱中症でしょう、と言われました。

水分もしっかり取ってるつもりなので意外でしたが、長い朝練をした時だったかも知れません。アシュタンガはプラクティス中に水を取らないことになっていますが、自分の体の声をしっかり聞かなくては、ですね。
みなさまも、お気をつけください!


OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-pinkSunSet

最近の夕焼けは毎日燃えるようなピンクと紫。沖縄の夕方から夜になる時間が好きです。


最近回りで、布ナプキンを始めている人達が増えています。TT同期である「Cocoro Yoga 」主宰のHappy もWSをしているようですし、先日のロー・フードWS参加の方も布ナプキンの講習会に出たと話していました。

いつ頃までなのか判りませんが、昔の女性たちは、トイレで出すまで溜めていたそうです。まさにヨーガのバンダだな、と思うのですが、骨盤底筋群をしっかり使っていたのでしょうね。昔が良かったのか、便利になった現代がいいのかは総括的に語れませんが、私たちにはその便利さと引き換えに渡すものがあるのだと、改めて思うことがありました。

今は快復していますが、昨年体調を著しく崩してしまった友人がいます。最初は原因不明だと言われてからかなり危険な状態になり、衰弱してしまいました。稀な症状だけれど、みんなに関係があることでもあるので、と先日その経過をシェアしてくれたのです。とても考えさせられました。

毒素(TSS)ショック症候群、ひどい場合は死に至る病気だそうです。調べてみたら、バクテリアによって引き起こされる疾患で、主にはタンポンを使用する月経中の女性がかかります。他には手術中についた傷や膿瘍などに黄色ブドウ球菌が入り込む、術後の感染ケースで男性や子供もかかるようです。
例えば経血量が少ない時に吸収力の高いタンポンを使用する事から、膣内の粘膜が吸収されてしまい、子宮内に細菌が繁殖します。長時間の使用も危険です。通常は熱が出て終わりらしいのですが、免疫力が落ちていると体の中で毒を出してしまい、内臓などがやられてしまう事もあるようです。
初期症状は39~40度以上の高熱、血圧の低下、CRP、白血球値の上昇、発熱数日で手足、体に赤班性発疹、数日後に落屑だそうです。タンポンを使用して自覚症状がある方は、気をつけて。

そして疑問は粘膜を剥がすまでのその吸収力って、そこまで必要なものなのでしょうか。「世の中には馬鹿げたものがたくさんある。髪を乾かすのに馬力が必要か。」と、何ホースパワーかを謳うヘア・ドライヤーの話をしていた科学の教授を思い出しました。もっとも彼は日本人が暑い風呂に入るのは、内臓を茹でている事になるから危険だ、などと言ったりする人でしたが。

毒素(TSS)ショック症候群に関しては、タンポンの仕様説明書に載っているようなのですが、それを読んでいる女性がどれだけいるか。どの場所に記載があるかも気になります。先頃ようやく接種推奨されなくなった子宮頸がんワクチンもそうですが、これからは自分で情報を見極め、選んでいくのが大事ですね。今までは手に入りにくかった知識や情報にも、手が届きやすくなっています。その中でも当事者が体験し、得たものはとても助けになると思います。貴重な話をしてくれた友人に感謝しています。




一日一回、一円の盲導犬支援のクリック募金、こちら からお願いします。